
ウシジマくんを見て
先日『闇金ウシジマ君』のドラマバージョンを見たのですが、面白かったのでそれについて書きたいと思います。
ドラマの主な登場人物は、主人公のウシジマくん、柄崎、高田、がメインでててきます。その他の登場人物は、回ごとに違います。
タイトルの通り、ウシジマ君が10日で5割(通称トゴ)の闇金業者として、お金を貸し、返さなかった人から取り立てていくものがストーリーの基本です。
ウシジマ君はかなり肝が据わっており、たとえ相手がヤクザであったとしても、しっかりと債務者から取り立てるスタイルを貫きます。
物語は初めから最後まで、思わず見入ってしまうような、社会の「闇」の部分も多くでてきます。これが現実にあるのかどうかわかりませんが、作者はウシジマ君を書くために、実際に闇金に関係がある人に話を聞きに行ったらしいです。
なので、ある程度そのような社会が再現されているのではないでしょうか。
1.学んだこと
闇の部分を見ているのは、興味深くもあり、また勉強にもなります。なによりもまず、闇金に手を出してはいけないことがよくわかりました。
もしも闇金からお金を借りて返せなかった場合、取り立て屋は自宅までやってきます。ひどくなると、親の実家に行くといったケースもあるらしく、骨の髄までしゃぶり尽くされることもあるそうです。
本当に考えただけで恐ろしい。。。
他にも、いつ使うかわからないような「相補償」など、普段触れられないような知識に出会うことができます。
2.印象に残った編
ドラマ版のウシジマくんの中で一番印象に残っているのは、「洗脳くん編」です。面白いというか、衝撃的なシーンが多かったからです。
大まかなあらすじは、「まゆみ」という女性が、神道という男に洗脳され、次第に家族も一緒に洗脳されてしまうというものです。
言葉巧みに人間を操る神道の、数々の非人間的な行為が作中にはあらわます。例えば、まゆみの妹の夫である「カズヤ」に、まゆみの父を電気ショックで殺害させるシーンは作中でもかなり残酷な方でしょう。
それと同時にウシジマ君のかっこよさも、際立ちました。彼がまゆみに
「誰か守りたけりゃ強くなれ。意思のないやつは悪いやつに利用されるだけだぞ。自分を救えねえやつは他人のことは絶対に守れねえ。」
という台詞を言うシーンがあるのですが、ここが個人的に一番好きな名言です。他にもいろいろ名言的なもが多くあるので、これから見る人は、探してみてください。
おわりに
闇の部分だけでなく、ウシジマ君の日常も地味に楽しめます。オムライスを食べるシーンで、彼はケチャップをたっぷりとかけて食べるのですが、そのシーンが個人的に飯テロシーンになっています(笑)
いろいろ書きましたが、面白いので是非視聴してみてください。