『薔薇十字会の神智学』
ルドルフ・シュタイナー著『薔薇十字会の神智学』
この本の内容を平易な文章に変換したものです。
1. 叡智の新しい型これから「薔薇十字的に探究された神智学」についてお話します。
「薔薇十字的に探究された神智学」は現代に適した方法で解明される叡智です。薔薇十字という言葉の由来は十四世紀に遡りますが、ここでは歴史については軽く触れる程度にとどめます。
ある高次の霊的存在が一人の人間の中に受肉しました。
彼はクリスチャン・ローゼンクロイツと名乗り、1459年、小さな秘教的グループ