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『大地を着る』〜はじめての対面ワークショップ〜活動記録

もう11月のことになりますが、Creative Kids Academyはじまって以来、初めての対面ワークショップを開催することができました!

『大地を着る』というタイトルのこのワークショップは、ヨリドコという自然にあふれた素敵な会場をお借りして、自然物をつかって作品を創り、それを身につけてパフォーマンスをする、というものでした。

ワークショップでは、まず作品の材料になりそうな自然物を裏の竹林に取りに行きました。

この竹林、なかなかワイルドでオモシロイものがいっぱいありました!

その後リモートで参加のお友だちもいっしょに、日本や世界の自然物をつかったアートをみんなで鑑賞。自分の作品づくりのインスピレーションを受けます。

いろいろなアーティストの作品を鑑賞することで、アイディアが浮かんできます。
リモートで参加してくれたお友だちも!

ヨリドコさんにはとっても美味しいご飯を出してくださるカフェも併設されており、はじめて顔を合わせる仲間たちとワイワイにぎやかにいただきました。

野菜たっぷりのキーマカレーを出していただき、おいしすぎてみんなペロリと食べました!

お腹いっぱいになったら、自然物をつかって思い思いに作品を創りはじめます。毎回のクラスでも起こるフロー状態。みんな創ることに夢中になって、没頭して…こういう時間の繰り返しが、子どもにとっても、おとなにとっても何かに集中することの心地よさを感じることだったり、自分は何が好きなのかの再確認をする時間になったりします。

親子で創ることに没頭する姿。豊かな時間。
子どももおとなも試行錯誤

そして、クリエイティブラボの1番の特徴は、子どもためのクラスではなく、子どもとおとなのための時間であるというところ。おとなは子どものお手伝いをする人ではなく、子どもがやってみたいと思ったことをいっしょに試行錯誤しながら創っていくコラボレーターだったり、隣でまったく違うアイディアで作品を創る仲間だったりします。

子どももおとなも、お互いに覗き込みながら、アイディアを交わし合ったり、子どもがおとなにアドバイスしてあげたり、時にはおとなだけが真剣に創っている姿さえあったり…『創る』『Createする』という作業を通して、子どもとおとなが、そして、家族同士がつながる。対面でもリモートでも。それがクリエイティブラボ、というコミュニティなんですね。

ステキな衣裳とほうきとちりとり
飾りがたくさんついたおしゃれなスリッパ
森のトルーパー

その後はそれぞれ敷地内でロケーションを選び、創った作品を身につけたり、使ったり、作品と戯れたりしながら、小さな発表会で作品を紹介してくれました!

と、ステキな作品がたくさん生まれたのは確かですが、そんなことより、子ども達はこの最高な環境の中でとにかく遊びたい!!ふと気がつくと、カマキリをみんなで囲んでいたり、畑作業をされている方と柿を採っていたり、「もっと道具持ってくる〜!」と5分おきに竹林に消えていったり…(笑)

この3年間、オンラインでしか会ってこなかったはずなのに、そこには確かに『仲間』という意識が強くあり、とにかくいっしょにいられることが嬉しくてたまらない様子でした。

子どももおとなも。

アートをツールにすると、こんなにも人ってココロがつながってしまうものかと感動したのでした。

夕方まで遊んで遊んで…最後に集合写真

今回は4時間かけて新潟から来てくれたご家族までいらっしゃいました!とにかくオンラインで出会った仲間とやっとこうして直接会えたことが本当にうれしかったですし、創ることでつながることの濃さを改めて体感した1日でした。

2023年夏は、今回集まれなかった仲間ともいっしょに、2泊3日のリトリートも企画しています!実際に人と会い、共に創造することがあたりまえではなくなった3年間を経て、また世の中が開いて行くとき。ポストコロナにどんなアクションを起こして行くのかを、敏感に感じながら、みなさんとの時間を紡いでいきたい。そんな想いでいっぱいになるワークショップでした。

Sayaka


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