ため息をつこうよ
大人も子どもももっとため息をつくといい。
しかも、結構ハデなため息を。
息をいっぱい吸って「あーーーーーーーー」と
大きな声といっしょにつくため息は、
全身のチカラがフワーっと抜けて緊張がリリースされ、
カラダもアタマもすっきりと開いた状態になります。
今日も幼稚園の子どもたちとのクラスで
いつものようにみんなでため息をつきました。
まだ4歳の子どもたちも、毎日の生活の中でいろいろな
ストレスを抱えているものです。
だから、目をつぶって「あーーーーーー」と大きな声を出してみる。
大人も子どもも、部屋にいるみんなで声を出してため息をつく。
すると、カラダ中に自分の声のバイブレーションが広がって、
自分という存在を改めて感じることができたり、
お友だちや先生の声を改めて聴いてみて
「あー、いい声だな」と感じたり、
みんなここにいる、という周りとのつながりを感じたり…
なんとも言えない、地に足がつくような、どっしりとした
安心感に包まれるものです。
クラスではその後必ず『静かな時間』を過ごします。
瞑想の時間です。
4歳の子どもたちでも5分間以上、この静かな時間を過ごすことができます。その時必ず練習するのがボディースキャン。
これは、Googleも社員研修として積極的に取り入れた
マインドフル瞑想法のひとつ。
カラダの部位を足先から頭まで順番に意識するというもので、
毎年、夏休み明けぐらいからだんだんとクラスに取り入れていき、
今では子どもたちにとってあたりまえの時間になっています。
みんなこの時間が終わるととてもリラックスしたお顔になり、
より一層クリエイティブなアイディアが飛び出してくるようになります。
今日の写真は、パンデミックが始まった直後にやっていた
オンラインの親子のコンタクトクラスの様子です。
ここでもこのボディースキャンをやりながら、
自分のカラダとのつながり、
親子のつながりを味わい、
安心感に包まれた環境でクリエイティブなあそびを
やっていました。
みなさんもぜひ子どもたちと一緒にため息をついて、
カラダもマインドもリラックスさせ、
クリエイティブな時間を楽しんでみてくださいね!
Sayaka