丸紅、関西万博での空飛ぶクルマ商用飛行に向けた実証飛行を実施!?
「空飛ぶクルマ」商用飛行を目指す丸紅、大阪城公園で実証飛行を実施
日本の丸紅が、2025年国際博覧会(大阪・関西万博)で「空飛ぶクルマ」の商用飛行を目指して、大阪城公園(大阪市)内の野球場でパイロットが操縦する実証飛行を実施しました。この実証飛行は、米リフト・エアクラフト社製の「空飛ぶクルマ」を使用して行われました。この機体は、地上約8メートルの高さまで上昇し、上空で旋回や方向転換などを試しました。屋外での操縦者による空飛ぶクルマの飛行をするのは国内初となります。
万博では、英バーティカル・エアロスペース社の機体(5人乗り)を使用する予定ですが、今回は米リフト・エアクラフト社製(1人乗り)を使用しました。国土交通省は商用飛行に必要な関連制度を整備する方針で、当面は操縦者が搭乗する有人飛行を前提とすることが明らかにされています。また、自動操縦での国内実施例もある中、屋外での空飛ぶクルマの有人飛行実験は注目を集めています。
この実証飛行は、技術の進歩と共に、空飛ぶクルマの実用化に向けた大きな一歩となりました。今後も、この技術が発展して、我々の生活に役立てられる日が近づいていることを期待したいと思います。