世界の現代アートから[2] Gauli Zitter(ブリュッセル)
世界で活躍するアーティストやギャラリーを学ぶ「世界の現代アートから」シリーズ第2回はブリュッセルのギャラリー Gauli Zitter。
【バックナンバー】
・[1]ジュヒョン・ギャラリー (JOHYUN GALLERY, 釜山)
第1回に引き続き11月に行ったアートフェア「Art Collaboration Kyoto(ACK)」から、コラボレーションブースで見たギャラリー。数字や文字、タイポをつかったアートが全般的に好きなので、思わず立ち止まったブースです。
Art Collaboration Kyoto 2024: GC14ブース
ACK前半のギャラリーコラボレーションブースは、日本のギャラリーがホストとなり、海外のギャラリーをゲストに迎えてコラボレーションして1つのブース内に作品を展示しているんだが、そこでもっとも好きだったブースがこのGC14。
江東区にあるHAGIWARA PROJECTSさんとブリュッセルのギャラリーGauli Zitterのコラボ。
ゲストギャラリー: Gauli Zitter (ブリュッセル)
全体の雰囲気というよりとにかく数字をつかった作品に目がないので、このフランチェスコ・ジョアンさんの作品に一目惚れ。
数字を書いた作品で超有名な方がいたような、、、思い出せない、、、その人の作品を彷彿とさせますが。とにかく好きです。
現代アートには哲学やストーリー、メッセージがあるハズなので、本当はそこを知れたらもっといいのですが。
しかし現場ではほぼ真っ黒に見えたけど、作品3つあったんだろうか?それともわたしの撮影技術の低さでしょうかすみません。でもこの黒も好きだったなぁ。
こういう無機質なものと、どこか有機的な雰囲気がただようものが隣り合うとミスマッチになるかと思いきや、なぜだか混じりがいい。おそらくだけど、これがまるまるアクリル製とかだと微妙なんだろうが、キャンバス生地の作品だからほのかに温かみがあって、そこが接点となって作品同士がきっちり調和している。
上で紹介した引きの写真で左端に映っていたものはインスタに写真がある。これが正しい縦横比率です。本当はこういうのパッと買って自宅のどこかにさり気なく飾りたい。ああ。どの色がいいかな。(想像購入)
なにか解説が載ってるかな?と作家(フランチェスコ・ジョアン)さんのインスタまで行ってみましたが特に解説はありませんでした。が、インスタにも公式サイトにもかなりいろんな色の作品が載っていて、このシリーズは彼のシグニチャー作品になってるようでした。並べてもよし、単体でもよし。ああ好き。
ホストギャラリー:HAGIWARA PROJECTS(東京・江東区)
ちなみにホストのHAGIWARA PROJECTSは江東区のギャラリーさんです。
Gauli Zitter ギャラリーの作品群に対して、赤が綺麗だけど有機的でどこか温かみのある作品を持ってきているところのセンスが好き。
で、この寺内曜子さんの作品はかなりの連作で、もともとはインスタレーションがメインの作品みたいなんだが、これまた素敵で素敵で素敵で・・・
タイトル「即多多即」にあるメッセージもとっても素敵で素敵で素敵で・・・好きすぎる。お家に飾りたいなぁ(憧れ)
まとめ
ということで、今日はACKコラボブースから1つ目でした。
ああ。なんなの?良すぎるんだよ。良すぎて全部調べちゃうんです。網羅したい欲がちょっと強すぎる・・・前回、次回からはもうちょっとライトに仕上げようと思ったハズなのに。
調べる前は「まぁさらっと写真貼る程度で」と思うんだけど、よくよく見ていくとどの作品も作家さんも素晴らしくてどんどん掘っていってしまうという現実。(とても良い)
ということで新しい世界との出会いはけっきょく楽しいのでした。ACKコラボブースからあと2つぐらいできればと願っています。できたらね。しかし今日つぎのアートフェアも行っちゃったから、予定は未定です。楽しいかぎりは続けたいと思います。
はい終わり。
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