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海外の現代アートシーンを知る。(アートフェア情報)

海外のアートシーンへの関心が大きくなっている今日このごろ、アートフェアというものを調べたりしているので備忘録がてら記録。

そもそもアートフェアというものがなんなのかという初歩的なもので、しかもアートフェアに行ったことのない人間の素人メモですので、詳しく知りたい方は別途ご調査くださいね。


アートフェアとは?

アートスケープさんにある『現代アートビジネス』(小山登美夫著)からの引用によりますと

さまざまなアート・ギャラリーが一同に集まり、作品を展示販売する催し。

ARTSCAPE「アートフェア」より

とのこと。

いくつか調べてみましたが「アートバージョンの展示会」というイメージで間違いなさそうです。普通のアート展覧会との大きな違いは、出展者、参加者の多くが売買を目的としていることだそうで、この点でも展示会という概念に通じます。

ただし、上記リンク先の説明にもあるように、展示されるものがアートであるからには、様々なアーティストさんの作品を一度に楽しめる絶好の機会でもあるわけで、アート鑑賞だけを目的に参加することも可能です。

海外の有名な大規模アートフェア

無知な私でも知ってるレベルで世界的に有名なアートフェアのシリーズが2つあって、それが「アート・バーゼル」と「フリーズ」です。

アート・バーゼル

2023年のアート・バーゼル会場。Photo: Mina Monsef (ARTnews 掲載)

アート・バーゼルはスイスで行われる大規模なアートフェアですが、香港やマイアミ、パリでも開催されています。今年のスイスはじつに9万人!すごいね。

本国もパリもすごいんですが、アジア唯一の開催国である香港もすごいらしい。3年の鎖国状態を経てアートのるつぼ状態で、新しい美術館なども乱立している大注目のアートシーンになってるのだそう。

わたし香港が大大大大好きでして。

今年の3月もなにげにじーっとHPを見てチェックしていたのですが惜しくも参加できずじまいでしたので、来年3月のアート・バーゼル香港にあわせて香港に行きたいなぁと淡く淡く企んでいるところです。

もう概要出てました。

ぜんぜんアート関係者でもないしアートを買うお金もないけど、フェアってなんかすんごい楽しそう…

英語が話せてアートが好きで香港も好きで来年のアート・バーゼル香港に行きたい人(わたし)を探しているギャラリーないかな。

フリーズ

フリーズ・ニューヨークの会場「The Shed」の外観。Photo: Brett Beyer

こちらはそもそものお名前が「フリーズ・ニューヨーク」というニューヨークのアートマガジン。

細かいことはまだまだ勉強中なんですが、フリーズはアート・バーゼルよりは規模は小さそうながら各地に展開されていて、ニューヨークのほかロス、ロンドン、ソウルでも開催されています。

こちらもアジア唯一の開催国がおとなり韓国なので(しかも先月)めちゃくちゃ行きたかったけど、そう言ってる間に今年はもう終わっちゃいました。

来年こそ行きたい!

けどまずは美術館めぐりかな?そもそも韓国自体に行ったことがないから、いったんソウルのアートシーンのアツさを体感しに行ったほうがいいかも。

ということで、アートフェア関係ないけど何回も読んでソウルのアート巡りをひたすらシミュレーションしてるアートビートさんのソウル最新アートガイド記事を貼っておきます。

[参考]現代アートが熱い!韓国・ソウル最新アートガイド(全3回)by TokyoArtBeat

その他の海外の有名アートフェア一覧

まだまだ掘りたいんだけど、知らなすぎるのでいったん一覧をリンクしておきます。

こうやって見ると本当にたくさんのアートフェアがあって、来場者数もとても多くて驚き。

ザッとみて意外だったのは、メジャーな開催地のなかにハワイのマイアミ・ビーチがあったこと。

自然な豊かなリゾート地でなぜこんなに???と疑問でしたが、そもそものアートフェアの目的を考えたら合点がいきました。

マイアミといえば世界中の富裕層が頻繁に訪れたり別荘を買ったりする場所なわけで、アートを売買するにはこれ以上ない最高の地ですね。

なるほどなるほど、これだけでもなんか、新たな視点を学んだ気がします。笑

あと、ここまできて大変申し遅れましたがもちろんのこと世界を代表するアート(とくに現代アート)の中心といえばニューヨークです。

現代アートの中心地ニューヨークの3大アートフェア

フリーズ以外にも大規模なアートフェアが2つありまして、3大アートフェア「インディペンデント」「TEFAFニューヨーク」「フリーズ・ニューヨーク」についてコロナ後の動向が書かれている美術手帖さんの2023年の記事を貼っておきます。(美術手帖さんの有料記事になりますが、無料体験もできます)

【番外編】日本国内のアートフェアについて

海外のアートフェアについて情報を見てきたんですが、アートフェアはもちろん日本国内でも開催されています。

日本のアートシーンのことが良くわからなくて「アートやアート市場のことをもっと知りたいなら海外」という感覚があったからなんですが、

[参考1]国内のアートフェアと楽しみ方をご紹介(イニシャルギャラリー)

じつはけっこうたくさんある国内アートフェア。

うまくいったら近々参加してみようと思っているものがあるので、書けそうなことがあったらレポりたいと思います。

まぁギャラリストでも何でもないから、ただアートを楽しんだ以上の学びや発見があったら書きたいと思いますが、とにかく素人だから今のところ自分にあんまり期待値はないです。(まずレポが下手だし)

[参考2]日本と世界のアートフェアの違いとその楽しみ方(東京アートナビ)

ギャラリスト小山登美夫さん、山本裕子さん、ローゼン美沙子がアート系のWEBマガジン「東京アートナビ」でおこなった対談です。

ここでズバリと今の日本のおかれた状況やアジアで現代アートシーンが盛り上がっている国などがわかってとても勉強になりました。

私がアート巡りを狙っていた香港と韓国がやっぱりアツいのだということを確認できて嬉しかったのもありました。

ということで、今日は気になる海外のアートシーンから、アートフェアの楽しいお勉強でした。

またぼちぼち関連情報も追っていきたいと思います。


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