冬空の満月の下で　#014

帰宅途中の夕暮れ
日が沈みゆく空の反対側に
白く輝くお月さまが姿をあらわす



今夜は満月
そのことを思い出す



夜になり
改めて外に出かける



風が吹かなくても
さすがにこの時期の夜は
冷え込む



その分
空気はとても澄んでいて
その分
空からの輝きは
いつも以上に麗しさを感じさせる



カラダをあまり冷やさないように
見上げる時間は数分間



それでも
自分の中をクリアにするには
十分な時間



新年最初の
お月見ができたことに感謝して