QC検定1級過去問の解説(第36回の問2)
第36回過去問の解説まとめ
所感
検定と推定の問題でウェルチの検定です。近年よく出る未知の検定を問題文の中で説明してくれるパターンです。2標本の母平均の差の検定ですが、σᴀ=σʙ(等分散性)が成立しないパターンになっています。つまり、プールされた分散を使えないので、Welchの検定が出てきます。
最初の2問は絶対に取りたいです。後半5問は丸め誤差で答えがズレてくるので、計算が煩雑になります。正直あまりいい問題ではないので、本番で出たら諦めてもいいです。
解説
(9),(10)
求めるのはF₀値, 母分散の等分散性の判断。
(11)
求めるのはWelchの検定の検定統計量。
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