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【読書ログ】ようこそ、ヒュナム洞書店へ

『ようこそ、ヒュナム洞書店へ』 ファン•ボルム作 牧野美加訳 韓国の小説の翻訳。2024年本屋大賞翻訳小説部門の1位に選ばれた。 先日家族に「『成瀬は天下を取りに行く』って、本屋の話らしいよ」と言われたのだが実際は全然違っていて「???」となっていた。 あれはこの本の情報がまざっちゃってたんだなあ。 本屋大賞は本屋大賞でもこちらは翻訳小説部門。そういう部門があることを今回初めて知った。 ヒュナム洞書店は駅から少し離れた住宅街にある書店だ。本を購入するだけではなく座ってコ

    • 【読書ログ】なぜ働いていると本が読めなくなるのか

      働き始めて数年がたつが、心の底ではいまだに社会や仕事というものに慄きながら生きている今日この頃。みんななんであんなに働けるんだろうとつくづく不思議に思ってきた。 なんにも気にせずゆっくり本を読んでたい。と思う日が頻繁にある。 就職した時、これからはすきなだけ本が読める!と喜んでいられたのは一瞬で、いざ働きだしたら読書時間は減る一方だった。唯一増えたのが緊急事態宣言下で出勤日が減った時期だったという皮肉。 いろんな経験を重ねるうちに興味の幅は広がったし、昔はよくわかんないや

      • 積読本が増えたのでnoteをはじめます

        積読本がたまってきたし、頭の中が散らかってきた。暑くてやる気がでないけど、秋までこのままというわけにもいかない。 読む本が尽きないという状況は幸せなんだけど、ときどきしんどい。まだまだこんなに読まないと!なんて変な義務感が生じてきて、最近は本屋に行くことにも迷いを感じるようになった。かといっていいところに本屋があったなら入るしかないし、面白そうな本に出会っちゃったなら買わないわけにはいかない。ドーパミンだかアドレナリンだかがどばあっとでてくるのでこれはもう理性ではどうしよう

      【読書ログ】ようこそ、ヒュナム洞書店へ