まちづくりの師匠がやりたかったこと
今日は、友人と共に師匠の自宅をお伺いさせていただきました。
「師匠のまちづくりは何だったのか?」
なんとなく、分かるようで…でも、はっきりとは見えなくて。
そんな感じでモヤモヤしてきた2年間でありましたが、今日、お話をおうかがいするなかで、生前、語られたことを教えていただき霧が晴れたかのように明らかになりました。
「地域福祉」
その一言に集約されることが分かりました。
アメリカから戻られて、持ってきたのはワークショップという対話の技術だけではなく、根底にあるのは、ノーマライゼイションであり、本物の福祉的な視点の根源を持ってきたことだったのです。
ですから、住民参加のまちづくりの本質はワークショップではなく、ノーマライゼイションの具現化にあったのです。
ですから、私が目指すところもそこなのですが、それは、日本において民間の仕事として成立するのかは、別の話なのかもしれないなとも思いました。
まずは、スタート地点と方向性が定まったという記録としてここに記します。