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2024/9/6(金) 俺ってブタみたいな顔してんな

 9時半起き。今日の頭のしっかり度は普通くらい。朝タバコを吸いにベランダに出たら今日暑いのね。私びっくりしちゃった。また猛暑に逆戻り。部屋に戻ってちゃっちゃと歯を磨いて青を洗ってコーヒーを淹れる。

 やっぱりカフェイン断ちは難しいね。少しくらい入れたほうが頭がスッキリすると思う。2杯だけコーヒーを飲んでさあ今日も一作品書きますかとネタ帳をめくる。なるほどなるほど以前の俺はけっこうおもしろいことを思いついてるなと少し感心してワードを開く。うーんとかすーんとか言いながら結局パタパタキーボードを打ち始めたのは11時くらいからでしょうか。白紙の文書を前にして、画面は懐広くなんでも書いていいんですよと言ってくれているけど、これがけっこう難しい。というか俺は1文字目をタイプするのに怯えている。まだワードと友達になれていない感がする。小説を書くうえで一番緊張するのは最初の方で筆が乗ってくれば意外と船は進んでくれるものだ。今日もその通りだった。書き終わったのは16:30くらいでまたしても4000字に5時間半くらいかかった。前回は驚くべきことに3900文字に物語が収束したのだが、今回は4500字ほどにバーストしてしまって、減らす作業が大変だった。でも小説書くのにすこし慣れて来たかなと思うところもあって、前回よりは疲れが無い。これは大きな進歩だと思う。坊っちゃん文学賞は全投稿数が8000作だから、これで2作送れば確率は1/4000になる。もう2作くらい書いて1/2000くらいにしたいなとは思う。今日も達成感マシマシなのでまた飲みに行っちゃおうかな?飲みすぎかなと思うところだ。まあ俺ようやった。

 結局また飲みに出てしまった。水曜日以来2日ぶり。このままでは破産してまう!でも達成感あったあとの酒は美味いし困ったもんだよ。結局3軒行ってしまった。サンフランシスコから来た男と話したりして楽しく飲めた。それからもう一軒行こうかなと思ってタバコを買い足すためにコンビニへ向かった。一抹の尿意があった私はトイレに駆け込んだ。排尿をして手洗い場の鏡で自分の顔を見ると「こいつブタみたいな顔してんな」と思った。一度思ってしまうともう次へ行く気にはなれなかった。確かに俺はこの10年で50キロ太り、事実ブタのような男だ。しかし、ひとつ思った。生まれてから毎朝鏡を見るたびに「今日もわたしかわいい(かっこいい)」って思うか「今日もブタみてえで見るに耐えない顔だ」って思うかで性格から幸福度から何から何まで変わってしまうのではないか?本当にルッキズムも極まれりだと思うけど、事実私はそうだと思う。この10年で私は以前に増して卑屈になり人と目を合わせるのが苦手になった。ほんと人間かわいく産まれなきゃダメだなと思った。本来かわいさってのは「この子を守って庇護しなきゃいけない」と親に思わせる力だと思う。かわいくなけりゃ「まあこんなやつ放っておいて死んでもまた次産めばいいし」と親に思わせてしまうと思う。悲しいけど。そんなわけで今日は楽しく飲んだと思ったら急に卑屈になってしまった。飲み屋でいつまで経っても一見扱いが取れないのも全部俺のルックスが悪いせいだと思った。そんなわけで暗い気持ちで帰って来た

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