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2024/10/19(土)新宿二丁目のゲイバーに行った

 なぜか6:45に起きた。昨日はベッドでうだうだしていて入眠は2時とかだったので4時間ちょっとしか寝てないことになる。今日は飲み会なので睡眠不足で臨むと危険だ。ローソンで朝ごはんを買ってきて食べてまた寝る。次に起きたのは12時だった。自民党本部に火炎瓶が投げ込まれ、首相官邸に暴走車が突撃したりしたらしい。もちろんテロはあっちゃならんことだし、こういうことされると自民党にお気の毒票が入っちゃうじゃないですか!極左ほんとアホやな。

 さてさて、今日は飲み会の日である。以前少し躁っぽくなったときに、大学時代とシェアハウス時代の先輩に声をかけて今日は後者と飲むのである。まず16時に新宿西口思い出横丁のお店に入った。思い出横丁は初めて行ったけど結構な数のお店が喫煙可能だし、昼から開いているしでなんで今まで来てなかったんだろう?と少し後悔した。もっと早く来ていればよかった。私が先にくいくい飲んでたら20分くらいして先輩が来た。1時間半くらい居てさて2軒目。もう一軒思い出横丁にしようかと思ったが、今日の本当の目的地により近づこうと東口にまわって歌舞伎町を通り過ぎてゴールデン街の串揚げ屋に行った。私が最近アル中カラカラさんの動画を頻繁に見ているのは過去日記に書いたとおりだが、まさに今日は彼と同じルートで飲んでいる。串揚げもシューマイや紅しょうがが特に美味しかったが、この時点でもう私の飲むペースも落ちてきて、余計に彼の飲むスピードとペースにおそれおののいた。

 それからついに本日の真の目的地であるところの新宿二丁目に赴いた。なぜ二丁目かと言えば、先輩が以前ゲイバーに行って楽しい思いをしたと言っていて私も好奇心で連れてってもらおうと思ったからである。しかし、ここで問題が発生。なんと先輩が以前行ったゲイバーを覚えていないという。テキトーに入っちゃおうよと先輩は主張したが、ゲイバーにはノンケお断りの本物のゲイバーと観光バーの2つがあって、私たちノンケは観光バーにしか入れないということを私は知っていたのでとりあえず軽めの路面店で作戦会議をしようということになった。ウォッカトニックとジントニックを頼んで2人で検索をかけてここはどうかあそこはどうか悩んだが、結局店員さんに正直に聞いてみることにした。店員さんも少し困惑した様子で答えてくれたが「観光バーなど自分も行かないから分からん。とりあえずノンケしか行かないドラァグクイーンが接客してくれるお店にでも行ってみたらどうか」と言われ行ってみることにした。

 結局次も路面店で私が想像するゲイバーとはかけ離れたもので、なんだか居心地が悪かった。でもここでありがたい福音。ここの店員さんがノンケもOKのゲイバーを何軒か紹介してくれたのだ。どんな店に行きたいの?と聞かれて私が「カラオケを歌いたい!」と言ったら、「二丁目でカラオケはハードル高いよ」と言われて笑ってしまった。これは別にみんな歌に厳しいというわけではなく、ゲイバーはゲイの皆さんが集う場所だからカラオケがジャカジャカ入ると語らいの邪魔になってしまうということらしい。まあカラオケはいいとして、二丁目の3軒目、本日合計5軒目に行くことにした。そしたらここがかなり居心地が良くて、突然入ってきたノンケ2人にも店員さんは優しく接してくれた。ここでは私は1人で鏡月をほぼひと瓶開けてしまうぐらい楽しく飲むことができた。お会計も明朗会計で、これはリピートあるなという感じだ。二丁目に行きつけがあるのは私の価値観だとちょっとかっこいい。なんとなくだけど。そんでもって楽しく帰ってきたわけである。

 やっぱり頼れるのはネットの情報より人の口づてであるというのが今日よくわかったね。分からないときは勇気を持って人に聞こう。あと今日全体的に感じたのは、思い出横丁もゴールデン街も二丁目も外国人観光客で溢れていたということだ。私が前回ゴールデン街に行ったのはコロナ前だったけど、そのときはいかつい黒人が立っていたりしてすこし怖い雰囲気もあったが、今はもう一大レジャー施設のようになっていた。それでみんな物珍しそうに写真や動画を撮っているもんだからまともに歩けなかった。二丁目の路面店のバーも屋外まで外人であふれていて傘をさして立ち飲みをしている人までいた。すごいねえ。でも今日は正直好奇心で二丁目に行ったわけだけど、多様な性のかたちの荒波に揉まれて、もうなんでもありだな、同性であろうが愛し合っている人たちをだれが離せようか(いや、できない)という気持ちになった。自民党の議員もゲイバー行けばいいのにね。一度当事者と話せば同性婚反対なんて言えなくなると思うわ。それでは寝ます

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