テレワークはこれからの働き方のスタンダードになる?【働く女子の本音ノゾキミ】
こんにちは。シティリビング編集部です。
6月20日で緊急事態宣言が解除されました。1年前の最初の宣言時に突然テレワークが始まった、という企業も多かったと思います(弊社でもそうでした)。
新しい働き方や仕事の進め方が押し寄せてきたこの1年を経て、結局テレワークは自分にとってどうだったのか、シティリビング読者に聞いてみました。
テレワークの導入が「よかった」と答えたのは59.2%と半数越え。その理由の多くは「通勤時間がなくなったことによりストレス軽減」「自分の時間が持てるようになった」という声。みなさんどれだけ通勤にストレスを感じていたんだ…という結果でした。
たいして「よくなかった」は3.4%。その理由に多く見られたのは「コミュニケーション不足になった」でした。みなさん枕詞のように『通勤がなくなったのはよかったけれど…』とつけていたのが印象的でした。
以前よりはだいぶ緩和されているような気もしますが、やはり出社時の電車はそこそこ混んでいるように思います。通勤がないことの心身のラクさを知った分、ダメージが大きい…。
それでは、それぞれの声を具体的に見ていきましょう。
「よかった」派の声
★通勤時間がストレスなくなった。在宅のほうが周りの目を気にせず仕事できて快適。(K.K)
★残業が多いため、夜遅い時間の帰宅が怖かった。在宅でも残業は多いけれど家にいるので安心です。(N.H)
★新卒採用活動のオンライン化が進み、地方大学の学生も積極的に応募してきてくれたこともありがたいと感じます。(S.S)
★毎日出社だったころは1日4時間程度の睡眠だったところ、今は7時間は確保できるようになった。おかげで、毎日感じていた倦怠感がなくなり、業務のパフォーマンスが向上しました。(M.O)
★上司から、本来は自分でやるべき雑用を押し付けられることがなくなり、自分のペースで仕事を進められる。(A.S)
★生理痛などで体調不良のときも、気を張って隠す必要がない。結果的に体調も良好です。(A.E)
★子どもが小学生なので、「行ってらっしゃい」と「おかえり」を言えるのはうれしい。子どもも喜んでいる。(Y.I)
★保育園の懇談会や面談などのちょっとした用事もテレワークの休憩時間を使って行けるようになったので、わざわざ休暇を取らずにすむようになった。(M.A)
「よくなかった」派の声
★在宅は効率も悪く、会話の中での発想も生まれなくなり、モチベーションが下がった。自分が嫌いになるのでつらい。(M.K)
★出社日の残業が激増した。(H.A)
★太った。(Y.A)
★一人暮らしなので誰とも話さないのはつらいです。(M.S)
★顔を合わせてのコミュニケーションが好きなので。テレワークだと張りが出なくてやる気が出ません。(Y.Y)
★すべての業務がテレワークで完了するわけではない。出勤したほうがやりやすい業務の方が多い。(M.B)
★職場以上に自分を律する必要がありストレスを感じます。(M.K)
「どちらでもない」派の声
★プライベートは以前よりも充実しているが、業務上不便なことがある。(F.J)
★使用している社内のシステム上、テレワークができません。一方でテレワーク可能な部署では長期間出社しない人もいて、不公平を感じています。(M.N)
★ゆっくりできる時間は増えましたが、家だと集中しにくかったり、誰かに聞きたいことがあってもすぐに聞けない点は不便です。(K.I)
★通勤時間がなくなったのはよかったが、本来リラックスすべき家でリラックスできなくなり、つねに緊張状態のようになっています。(N.K)
★話し合いで仕事がはかどることも多かったし、通勤が気分転換になっていた部分も多い。在宅ワークでは、自由な時間が増えたし、意味のない人間関係のストレスは減った。(F.Y)
「テレワークは採用されていない」派の声
医療、物流、接客・販売など、生活になくてはならない職業のみなさんを中心とした回答に、改めて感謝を感じずにはいられませんでした。ありがとうございます。一方でこんな意見も…。
★「出社こそ正義」という上司の方針で、テレワークができません。(A.M)
★3回目の緊急事態宣言を機に、テレワークは中止となりました。(F.T)
★昨年の1回目の緊急事態宣言中だけテレワーク。 そのとき管理職が管理できなかったのか、夏にはテレワーク制度がなくなりました。(H.A)
これからの働き方の理想
今後もテレワークを続けたいか、テレワークを採用されていない人はしたいかを聞いてみました。
「続けたい」70.2%。「どちらでもない」22.1%、「続けたくない」7.7%という結果に。
どちらが良い・悪いというわけではなく、自分に合った働き方で効率よく働いていけることが理想的。そして、何かを押し付けることなく、互いの働き方を認め合える職場の空気も醸成していきたいものですね。
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