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「育休を経て初めて、自分には仕事の時間が必要だったと気づきました」~未沙さんの場合~【働く女子の24時間】

東京で働くOLの等身大の姿を垣間見る「働く女子の24時間」。今回は、約2年の産休・育休を経てこの夏に職場復帰した、事務職の未沙さんにお話を伺いました。

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【WORK】仕事の時間が自分の時間に

現在の働き方は?

――産休・育休明けから3カ月ほど経過しました。約2年ぶりだったので、完全に仕事は忘れていましたね(笑)。産休・育休中にコロナ禍となり職場も大きく変わっていました。以前はテレワークは絶対できないような職場だったのに、復帰したらみんな当たり前のようにやっていて。何もかもが違って、本当に新人状態でしたが、やっと慣れてきました。

テレワークはうまくできているんですね!

――復帰してテレワークではなかったら、もっときつかったと思います。通勤の時間が省けるのでその分心に余裕があるし、休憩時間を有効活用して家のことなどもできるので助かっています。

復帰したときはまだ緊急事態宣言下だったので毎日在宅ワークで、月に2~3回程度の出社だったのですが、宣言が明けてから在宅は週3日まで、という上限ができてしまいました。会社でも家でも不便なく仕事をできていたのに、宣言解除で急に上限を設けられてしまったことで少し働くペースが乱されてしまい苦労しています。

これからの理想の働き方は?

――家事・育児と仕事の両立は、今がちょうどいいバランスです。もともとは育児をしながら仕事も頑張りたいと思うタイプではありませんでした。どちらかというと、仕事の時間も子育てにあてたいと思っていたのですが、いざ2年間の育休を取って育児していると、自分には働きながら子育てするほうが向いていると思うようになりました。

四六時中、子どもと二人きりだったので、子どもとの時間だけに生きてる感じになっちゃって。ひとりになれる時間もなくて、子育てだけで自分がいっぱいいっぱいになってしまったんです。

職場に復帰して、仕事とはいえ、産後初めて一人の時間ができたことが息抜きになっています。仕事の時間が、子どもから離れて自分のための時間を使っている感覚があり、有意義な時間を過ごせています。在宅ワークも相まって、思っていたよりもつらくなく復帰できたので、復帰して本当によかったと思いました。育児だけという生活が自分には向いていなかったというのは気づきでした。

楽しみにしていることは?

――復帰してからは家事・育児・仕事の3つだけで毎日が成り立っています。まだ思うように友達と会ったり、お出かけしたりがしづらいので、もう少し自由にいろいろできる日がくるのが楽しみですね。子どももまだ飛行機に乗ったことがないので、早く家族旅行に行きたいです。

日々の息抜きはありますか?

――復帰後、出社時は同僚とランチに出たり、在宅時もひとりで宅配や外食でランチをとるのですが、よく考えると、ひとりでごはんを食べるのも産後初めてで、貴重な時間だと思いながら過ごしています。有休をとれば、まる1日が自分の時間にできるので、子どもなしで友達と久々に会ったり、美容院やエステも行けていなかったので、久しぶりに美容の日を作ったりしています。

この先の野望は?

――今の感じで仕事とプライベートを両立させながらも、もう少し自分のやりたいことに時間をつかっていけたらいいなと思います。ママ友からオンラインで習い事や運動などをしていると聞くので、オンラインの何かはやってみたいです。今までその時間すらとれていなかったので、少しずつそういう自分の時間も作っていきたいです!

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家事・育児をしながら、仕事の時間=自分の時間としてバランスよく過ごす未沙さん。ステキです!

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