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何を伝えるか誰が伝えるか~ 新卒エステティシャンがエンジニアリーダになってから

エンジニアとして3年間は主に自分の市場価値を高めるための動きが主で、会社からの信頼も得てきていました。
その中で当時私が失敗したことと思うことを書いていきます。


出来事

  • 当時の同じプロジェクトに参画していた若手が帰宅中の電車の中でPCを開き、画面にはプロジェクトの開発環境が見えていた。

  • 翌日その若手の直属の上司に報告と確認したところ、「ちゃんと指導しろ」と言われた(今でも全く納得していない)

  • 個別でその若手を呼び出し、「まだ新人だからわからないだろうけど、、」みたいな言い方をしたところ「『まだ新人だからわからないだろうけど』という言い方をして自分を口撃してるようにしか思えない」と言われる。

普通に当時感じたこと

まず上司よ。僕はこのプロジェクトに参画して1ヶ月だ。本来はNGなのは理解の上だが、あなたがどんな指導をしてるかわからん。
僕が言わなかったのは非があるとしても「自分の指導不足」くらいは言えんのか。とは普通に思う。本当に思う。

次に、若手くんよ。いくらなんでも態度が悪すぎや。ヤンキーと面談する教師ってこんな気持ちになるんかな。

冷静に考えたこと

まず冷静になって考えてみると、自分は焦ってなかっただろうか。上司に(納得はいかない)叱責をされ、「あかんで」を言うことだけを目的としていなかっただろうか。そう考えた時に、こう思った。
「伝えることに意味はなく、相手に伝わらないと意味がない」

その後変えたこと

まず、指摘や指導に関することは、言う前に1人で散歩しながら作戦を立てた。作戦というよりもどうすれば伝わるのか、わかってくれるにはどうアプローチすれば良いのか。だ。
前の例の場合、対面に座るとそれだけで強く攻められるという感覚があるらしい(斜めでも怪しい)ということを聞いたので、散歩をしながら同じ方向を向いて話す。
別なこの場合、外で座ってるのがリラックスできるようなので、外出て話す。
など。

伝える順番も考えた。最初に何を話して、本題にどう入るか。とか。
結局まどろっこしいケースもあったみたいなので、良かったのかどうかはわからないけど。

ただ、結果的に相手を思いやるという気持ちが多少はついたのかなと思う。

ちょっと困ったこと

この辺から、感情的に話すことが減ってきた。というのは感情的に話すとつい本音ではない言葉が出たり、ニュアンスが違って正しく解釈されないケースがあると思ったからだ。
それはそれでいいんだけど、話す内容を整理している間に捲し立てられたりすると、その場での言い合いは大体勝てず、言いたいことを言おうとしてもタイミングを逃しがちになる。冷静さがあれば大丈夫なんだけど。

誰がいったか?何をいったか?

よくこの手の話題は出てくるが、自分の中の解としては
いつ だれが どこで 何を どのように いったか
と思っている(回答としてズルだとはちょっと思う)

というのは、何をいうにしても相手に伝わらなければ意味がない。
同じ人が言ったとしてもタイミングとか言い方間違えればあまり意味をなさないし、同じことを言ったとしても説得力ない人に言われても、、という気持ちになる。

大事なのはどこまで相手のことを考えているか。
それをどう伝えれば相手に伝わるか(しかも自尊心を損なわず)を考えることができているかだと思う。

さらっと書籍紹介。
実際にさっきの出来事があったのが10年くらい前、この本を読んだのは最近だけど、その辺踏まえて人とうまく付き合っていく考え方がとてもわかりやすく書かれているので、上司、後輩との関係に悩みがある方は是非一度読んでもらいたい。
(今回の記事の内容には直接関係ない内容だったかもしれない)

最後に

リーダになって失敗した1つが伝え方の問題。思ったより長くなってしまったので、次はもう一つの失敗について書いていこうと思います。
稚拙な文章で恐縮ですが、読んでくださった方、いつもありがとうございます。

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