#4 学生の特権!イギリスの学割事情
イギリス到着後1週間が経ち、グラスゴーにあるメインキャンパスに行って学生証を手に入れた。これでようやく学生の身分を証明できる。生年月日も記載されているので、お店でアルコールを買う、飲む時の証明にわざわざパスポートを出す必要もない。
さて、おそらく人生最後の学生生活。30歳を過ぎても学生は学生。享受できる学生の特権は余すことなく使いたい。以下、実際に調べて使ってみている学割一覧である。お金を払って購入する割引カードもあるので、自分の生活や旅行スタイルに合わせてどれを使うのが良いか選択するのが良いだろう。
Rail card
10年前の留学生にもお世話になったRail card。1年間で£30するが、電車賃が常に30%OFFになるという優れものなので、旅行をする人にはおすすめしたい。今回の留学にあたって部屋を掃除していると券面に16-26という年齢が記載されていた昔のRail Cardを発見し、自分は適用外と思っていたが、調べてみるとなんと、30歳でも別途資料を提出すればRail cardを購入することができる。
Rail card for Matured student というページにアクセスし、所定の資料(2024年9月時点)に必要事項を記入して提出&証明写真をアップロードし、支払いを済ませば購入ができた。申請資料は学校の教務デスクに行って、担当職員の方に書いてもらった。署名は教授でなくても問題ないようだ。
大学の署名済みの資料はコピー機でスキャンせずとも、スマホで写真を撮ったもので問題なかった。デジタルカードかフィジカルカードか選択できるのだが、私はフィジカルカードを選択。申請して9日後に自宅のポストに投函されていた。
Amazon Prime6ヶ月間無料
こちらは、大学の新歓フェアの際のキャンペーンだったが後述するTotum cardの特典にも含まれている。新生活では何かと必要になるので、(私はドライ過ぎる気候に喉をやられ、ダンフリース到着後2週間で加湿器を購入。)6カ月間アマプラ無料になるのはありがたい。Amazonユーザーの方にはおすすめの学割である。
Totum card
こちらはNew lookやHotels.com、Cafe NeroやBlack sheep coffe,National expressなどあらゆるサービスで学割を受けられる。年間利用料は£14.99。帰国時に利用予定のエミレーツ航空の10%OFFだけで十分に元が取れそうなので購入してみた。
街中のカフェやレストランでも割引が受けられるので、グラスゴーや隣町のカーライルにお買い物に行く際に役立っている。また、Totum Cardも顔写真と年齢入りのフィジカルカードを入手でき、行政機関公認の証明書なので、パブに入る時やアルコール購入の際にも利用可能である。
Stage coach
22歳以下の学生はYoung Scotを利用すればバス代は無料なのだが、当てはまらない年代でも学割を使えばお得に旅行できる。
ダンフリースからグラスゴーに向かう際に利用しているStage coachも学割がある。例えば、ダンフリースからグラスゴーへの片道チケットは£12.90だがWest Scotland Connect Dayriderという学生限定の1日乗り放題チケットを使えば往復£11.3の支払いで済む。ちなみにWest Scotland Connect Dayriderの範囲はダンフリースの市街地(Whitesands)からダンフリースキャンパス(Campus)までも利用可能。チケットはStage coachのスマホアプリで購入し、乗車時に運転手にQRチケットと学生証を見せればOK。
その他
上記以外にもグラスゴーの街を歩けば店頭に"Student discount 25%""Student buy1 get1"などと掲げているお店が散見されるので、ぜひチェックしてみてほしい。
<まだ活用できていないが学割があるお店>
Dunelm
家具、寝具を取り扱う店舗で、オンラインで£40以上購入すると10%の割引が受けられる。店頭で学生証を提示してみたが店頭では使えないので注意。
Boots
こちらはイギリスの大手の薬局で、アプリをインストールし会員になり、購入時にアプリと学生証を提示すれば10%の割引を受けることができるようだ。