樹木には神様が宿っていると思いたい


今日はちょっとしたことを。

私の住んでいる近所のお墓に大きな大きな樹木が生えていた。
何故過去形なのかというと、今は伐採されてしまったからだ。
知識がなくて申し訳ないが種類はわからない。
けど、その木は大きく立派でいつみても感動するくらいの立派さで秋にはたくさんの白い木の実を実らせていた。
お墓も昔からあるので、きっとこの木はこの地域の御神木のようなものなのだと信じて、その木の前を通りがかる度にそっと触れて話しかけていた。
その木が伐採されたのは今年の夏のこと。
突然業者がやってきて、立派な木をあれよあれよという間に伐採してしまったのだ。
私はショックだった。
その木は御神木のように地域に寄り添い、生き生きと生きていた。なのに伐採するなんて。
お墓がある横に立っている木なので、周りの住宅にも道路にも何の影響もない。何故伐採してしまったのだろう。

私の義実家のお墓がたまたまその樹木の周りにある。義母に聞いてみたところ、「お墓の寄り合いでお金を出して木を切ったんよ」と。理由はわからない。
わざわざ、お金を出し合って切ったらしいといのことで、私のショックはより一層深いものとなった。せめて、お祓いをしてくれていたらな…

樹木には命(神様)が宿っている。

この考え方はそもそも日本独特のものらしいが、私は信じたい。
長く生き続けている樹木には命が宿っていると。

最近、近所にある病院の大きな樹木も立て続けに伐採されてしまって心が痛みます。その木達も木の実をつけて生き生きとしていたのに。
あとは、私の住む周辺では小さな神社に寄り添う御神木だけ。
この木は長生きしてくれますように。どうか。

最後まで読んでくれてありがとうございます。

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