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自分の可能性を広げるためのキャリアチェンジでプロシェアリング業界を創る。

サーキュレーションのプロシェアリングは、プロ人材と呼ばれる高い専門性を有する人材の経験・知見を複数の企業でシェアすることで、経営課題の解決を支援する人材活用モデルです。

「世界中の経験・知見が循環する社会の創造」というビジョンの実現を目指し、プロシェアリングを世の中にもっと広め、業界を創るためには、採用活動は組織を拡大・強化する重要要素の一つです。
今回は、関西支社でコンサルタントとして活躍したのち、新卒採用チームにキャリアチェンジをされた中村さんにお話を伺いました。

経営管理本部 ヒューマンリソース部 新卒採用チーム
中村 紗歌

プロシェアリングという業界を創ることにワクワクした

―最初に、自己紹介をお願いします。

2019年に新卒4期生としてサーキュレーションに入社しました。
私の就職活動の軸として、「自己成長」と「働くに対する生きがいをもっと感じられる社会を創りたい」と考え、人材業界と組織人事コンサルティング業界をメインに見ていました。複数の企業の選考を受ける中で、唯一「プロシェアリングという業界を創る」というミッションを掲げていたサーキュレーションでファーストキャリアを積みたいと感じました。

その当時はまだまだ「副業・兼業」や「シェアリングサービス」などは知名度がなく、もちろん当社の知名度も低い状態でした。だからこそ新卒4期生として入社して10年、20年経った時に、当社やプロシェアリングが誰もが知っている会社やサービスになることを想像した時のワクワク感があり、それが1番の入社の決め手でした。

1ヶ月間新卒研修を受けた後、関西支社に配属されてから約3年間、コンサルタントとして大阪府と滋賀県、和歌山県を担当していました。3年経ったタイミングで新卒採用チームに異動をして、採用担当として2年目を迎えています(2023年7月時点)。

プロシェアリングを経営者の新しい常識にすることがやりがい

―コンサルタントとしてのどういったミッションを担っていましたか?

関西支社時代の1番のミッションは、プロシェアリングを新たなエリアに広げるために、滋賀県の金融機関とのアライアンスの連携を深めていくことでした。

プロシェアリングを通してお客様の経営課題解決の提案を行いつつ、同じぐらいの時間をかけて地場の銀行の支店に訪問をしていました。
銀行の支店長に対して、プロシェアリングの事例を元に、同じような提案ができる企業がいないか聞いてみてもらえるような働きかけや、支店の行員の皆様に向けて勉強会を実施して、プロシェアリングの魅力を知ってもらい、一度紹介してみようと思ってもらえるような関係性を創っていきました。

当時の関西支社のメンバーと

―コンサルタントのやりがいや楽しさはどんなところでしたか?

プロシェアリングは形も正解もない商材なので、苦戦しながらも日々お客様へ提案をする中で、私自身はプロシェアリングは地方に必要なサービスだと実感していました。
ですが、中には当然サーキュレーションもプロシェアリングも知らない状態でいきなり活用することに躊躇するお客様もいました。そんな状況の中で滋賀県の経営者にプロシェアリングの魅力を知ってもらうことや、価値のあるサービスであるという新しい常識を持っていただけた瞬間がやりがいでした。

お客様に対して仮説立てをして様々な角度から提案をし、意思決定をいただき、実際にプロジェクトが始まると、「使ってみてよかった」というお声もいただいたり、その企業の可能性が広がっていくプロセスに立ち会えたので、エリアを開拓して多くのお客様にプロシェアリングを活用いただけたことは嬉しかったです。

―そんなやりがいもあったコンサルタントから新卒チームに異動しようと思ったきっかけはなんですか?

コンサルタントとして2年半ほど経ったころ、上司にコンサルタント以外の仕事にも興味があることを相談していたんです。
元々自分に向いている仕事が何かかわからない状態で、女性として今後のキャリアを考えた時に「どんな状況になっても自立している人になりたい」と思っていたものの、そうなるためにはどのような経験を積んでいくことがいいのか分からず悩んでいました。
ちょうどその時に、会社の方針として新卒入社の採用人数を増やし新卒採用の強化をするタイミングだったため、異動の打診を受けました。

一方で、プロシェアリングコンサルタントとしてお客様に提案をする楽しさや、「10年先も選ばれるサービスを創りたい」と感じて、自分の中でやりたいことやプロシェアリングを通して実現したいことが2年半でようやく見え、それが成果に紐づいてきた時期でもありました。
プロジェクトの追加提案もできるようになったりして、とても楽しく仕事をしていたので、もう少しコンサルタントを続けたい思いもありましたが、やったことがない新卒採用に挑戦することがよりワクワクする道だと感じ、異動することを決めました。

相手に想いを伝え、中立の立場で学生の企業選定のサポートをする

―新卒採用チームのミッション、役割を教えてください。

主にリクルーターとして、当社の選考を受けている学生に情報提供や思考整理のサポートを行っています。その他にはインターンシップの企画や採用成功のための選考プロセスの数値管理やプロセス全体の課題の洗い出し、分析をしてその課題に対しての施策を打つことを担当しています。
また新たなミッションとして、適性検査の効率的な活用方法の見直しや面接官のスキル向上に向けてのレクチャーなども任せていただいています。

―コンサルタントの経験が活きているなと感じる時はどんな時ですか?

コンサルタントをやっていてよかったことは3つあります。

1つ目はプロシェアリングの可能性を想いを持って伝えられることです。
コンサルタントの経験を積んできたからこそ話せることはたくさんあると思っているので、現場のリアルをたくさんお伝えできます。特に地方創生がしたいという想いを持っている学生には、実際にエリアを開拓した経験をお話ししていますね。

2つ目は、業界構造、ビジネス構造の理解ができるため、的確に学生にアドバイスさせてもらえることです。
コンサルタントとして、ご訪問をするお客様のホームページから課題を洗い出して提案資料の事前準備を行っていたので、学生が選考を受けている企業の分析や事業把握がスムーズにでき、各社の強みや課題を自信を持って話せるため、学生に対しても説得力を持って1つの見方としてアドバイスができていると思います。ただサーキュレーションの魅力ばかりを一方的に伝えるのではなく、中立の立場で事実を正しく伝えることを意識しています。

3つ目は、自分の想いをしっかりと相手に伝えることです。
元々感情の起伏や熱量が溢れるようなタイプではなかったのですが、コンサルタント時代のお客様は懐に入る力や人情を大事にしている経営者が多かったので、相手に対していかに自分の想いを伝えるか、自分がどう感じているのかを伝えることが無意識に鍛えられたと思っています。
今、学生にサーキュレーションの魅力を伝える際にも、自分や当社が何を目指しているのか想いを伝えることにも活かされていると思います。

―難しさはどんなところに感じますか?

学生の皆さんとお話することは経営者の時以上に心を動かすことや、当社への評価を高めてもらったり期待値をコントロールする難しさを感じています。

経営者の方はビジネス経験があるので、プロシェアリングを一度理解いただくと「理にかなったいいサービスだ」と評価をしてくださいます。しかし、学生の皆さんに関しては、知名度や、条件などイメージができることを含めた様々な観点で見ていただくことが多いので、より一層プロシェアリングがどれだけ企業の役に立つのか、当社がどれぐらい日本社会に大きな影響を与えられるかをお伝えする難しさを感じます。

これから社会に出る学生は当然ながら今後のキャリアもまだ漠然としている状況なので、一人ひとりの価値観に合わせて魅力を理解してもらえるような伝え方を心がけています。

―新卒採用担当のやりがいはなんですか?

私は新卒採用はコンサルタントと近しいと感じていて、新卒採用の市場においてもまだサーキュレーションやプロシェアリングの知名度は高くない状態です。その中でも最終的に「自分のビジョンを叶えるためにサーキュレーションがいい」「やりたいことがプロシェアリングで実現できる」と思ってくれる学生がどんどん増えていくことが、コンサルタント時代に感じていたやりがいと似ています。

毎年新卒が入ってきてくれていますが、皆まっすぐサーキュレーションに向き合ってくれているのも感じますし、成果を出して活躍し、会社を引っ張っている存在だと思っています。

そういった強い想いを持って会社を引っ張ってくれる人がどんどん増えれば、より多くのお客様にもプロシェアリングを知っていただけるようになります。「業界を創る」ためにも、素敵な学生の皆さんと出会うことは本当に大事なんです。

新卒採用チームのメンバーと

―新卒採用チームとしてはどうなっていきたいと思いますか?

様々な魅力を持つ方々にサーキュレーションを選んでいただけるような企業であり続けたいと思っています。そしてプロシェアリングという業界を創りリーディングカンパニーであり続け、日本社会が変わるきっかけとなるさらに強いサーキュレーションを創っていきたいですね。
また、自分が関わった新卒入社の方々が「入社をしてよかった」と感じてもらえるような環境創りにもより力を入れていきたいと思っています。

―どんな人と一緒に働きたいと思いますか?

自分なりの「何を成し遂げたいのか?」という想いと、それを実現するためのベストな方法がサーキュレーションへの入社だ、という接続がしっかりとできる人は向いていると思っています。
想いを持っている人はしっかりお客様にも寄り添えるし、プロジェクトも成功に導き、その結果として自身の成果や成長にも繋がると思っています。
当社のメンバーは一人ひとりが想いを持って働いているので、ぜひ一緒に同じ方向を向いて働きたいですね。

また、私自身がコンサルタントとしてお客様と向き合う中で、本当にプロシェアリングは企業の課題を解決するために必要なサポートができると思っているので、この業界を創り、企業の経営課題解決や地方企業の活性化に対して強い想いを持っている方にはピッタリな環境だと思います。