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きっかけは仲間と本音で語りあえたこと。 自己変革を遂げ、ハイプレーヤーに生まれ変わったあの日。|小林 隆吾

FLEXY部にてコンサルタントとして日々お客様に向き合い、2023年2月度、4月度「MVP」5月度「グロス賞」を受賞した小林隆吾さんにインタビューを行いました。

MVP:全社で最も予算達成率の高かったコンサルタントへ贈られる賞
グロス賞:全社で最も売上額の高かったコンサルタントへ贈られる賞

今でこそ大活躍されている小林さんですが、サーキュレーションにジョインされた後、様々な苦悩があったそうです。

苦しい時間を乗り越え、ポジティブに働いている小林さんの想いの変遷や信念について語っていただきました。

プロシェアリング本部FLEXY部コンサルタント|小林 隆吾(こばやし りゅうご)
国士舘大学卒業後、新卒にて不動産関連の上場企業に入社。不動産事業者への業務改善提案や新規事業立ち上げを経験し、2019年10月にサーキュレーションに転職。
2023年2月からリーダーを務める。

1.一人の人として接するというスタンス

ーー改めて2月度MVP、5月度グロス賞おめでとうございます!

小林:
ありがとうございます!とても嬉しいです!

ーーまずは小林さんの普段のお仕事について伺いたいのですが、どのようなことをされているんですか?

小林:
FLEXY部にてエンジニアやクリエイティブ領域に特化したプロ人材を業務委託でご提案する法人向けのコンサルティングをしています。
加えて今期からリーダーとして5人のメンバーのマネジメントもしています!

ーーありがとうございます!
小林さんと言えばお客様と関係性を創るのがすごく上手というイメージがありますが、何か意識されていることはあるんでしょうか?

小林:
お客様に対してただの営業としてではなく、一人の人として接するということを意識しています。

自分を信じてもらえないと相談をいただくことはないと思っているので、日々信頼を築くために、お客様の悩みを少しでも解決したり取り除けるように尽力する、という想いを持って仕事をしています。

2. 暗い過去からの脱却

ーー小林さんらしくて素敵です!サーキュレーションに転職された理由も聞きたいです。

小林:
二つあります。

一つ目の理由として、前職の不動産業界での経験があります。当時は個人情報のやり取りは全部FAXと紙で行い、PHSでコミュニケーションを取るというような環境でした。
未だアナログな仕組みが根強く残る産業のデジタル化を、サーキュレーションで推進したいと感じました。

もう一つが、前職を退職する半年程前にプライベートの部分で色々あって…体力も思考もが全てそっちに持っていかれて暗い時間を送っていました。
その現状から脱却するためには環境を変えるしかないと思い、転職を決意しました。

ーーそんな過去があったんですね…。小林さんに明るいイメージしかないので意外です。サーキュレーションに入社されてから変化することはできたのでしょうか?

小林:
最初は何も変わらなかったです。
外部の環境が変われば、自分も変わるというのは幻想でした。

成果はそれなりに上げることはできていたのですが、正直仕事も全然楽しくなかったです。
メンバーとも関わらないようにしていて、外では明るく表面的には振る舞っていましたが、内面はかなり暗かったです。

ーー今の姿から想像すると考えられないです。

小林:
3ヶ月くらい飲みに行くこともなかったし、忘年会も一次会終わったあと誰よりも早く帰ってました(笑)

ーーかなりの衝撃です。
現在はすごく楽しそうに仕事をされている印象があるのですが、小林さんが変わったきっかけは何かあったのでしょうか?

小林:
たまたま今も仲が良いメンバーと食事に行く機会があり、そこで話したことがきっかけになったと思います。

ーー何を話されたのでしょうか?

小林:
それまでメンバーと飲みに行っても、うわべの話しかしていなかったんですが、その時初めて腹を割って自分のプライベートの話やメンバーの苦悩や前向きな未来の話をしました。

社内の人にこんな話ができるなんてという驚きと同時に、みんなそれぞれ悩みや苦悩がある中でも前向きに頑張っていることを知り、自分だけが辛いという思考回路になっていたことに気づきました。

ーー素敵ですね。
小林さんが誰かに悩みを打ち解けられるようになったのが大きいんですかね?

小林:
そうですね。
プライベートのことも含め、本音で何かを相談できるようになったことが自分がいい方向に変わることができた一番の要因だと思います。

何より悩みを相談した際にみんな親身になって聞いてくれて助けてくれて、「自分のためだけでなく助けてくれた人のために何かしたい」という感情が生まれました。

3.相談のハードルを下げさせる

ここでせっかくなので、同僚である新井さんと榊さんに当時の小林さんについても聞いてみました。

ーー小林さんから、“新井さんと榊さんと食事に行ってからマインドが変わった“というお話を伺ったのですが、当時どのようなお話をされたのでしょうか?

新井、榊:
正直、大した話をした記憶はなくて3人で仕事について熱く話したのを覚えています。
それまでは終業後すぐに直帰していたので、飲みに来るの珍しいなと思ってました(笑)

ーーあ、本当に直帰されてたんですね(笑)
それ以後の小林さんは新井さん、榊さんから見ても変わったなって思われたのでしょうか?

新井、榊:
かなり変わりました。
それまではビジネスライクな関係って感じでしたがご飯にも頻繁にいくようになって、何より明るくなりましたね。

ーーお二人から見てなぜそこまで変わられたと思いますか?

新井、榊:
人に相談するハードルが下がったことが大きいんじゃないかな。
それまでは辛いことがあっても人に相談せず抱え込んでいたと思います。

それが人に相談できるようになって、気持ちが楽になったんだと思います。

ーー悩みを抱え込んでいそうな方に相談をさせることってすごく難しいと思うのですが、そういった方を助けてあげるために重要なことは何だと思いますか?

新井、榊:
自己開示することが良いと思っています。
今回も私たちから自己開示したことによって、何でも話していいんだと思ってもらえたと思います。

ーーなるほど。
当時の小林さんについても知れて嬉しかったです!ありがとうございました!

新井、榊:
ありがとうございました!

4.人の成長を後押しすることの楽しさ

自己変革を遂げた小林さんは価値観も変わり、ある「好きな瞬間」を見出したそうです。ここからはその「好きな瞬間」について伺っていきます。

ーー現在の小林さんの明るさはチームのメンバーにもすごくいい影響を与えていると思います。

小林:
以前までは自分本位な理由でただ仕事をこなしているような感じでしたが、
今は矢印の方向が外に向いていて、一緒に仕事をしている人が楽しむためにどうすればいいのか考えるようになりました。

そうしたらだんだん仕事も楽しくなっていきました。
さらに人の成長を後押しすることが好きだという、自分の「好きなこと」を認知できるようにもなりました。

ーーなるほど。自分の「好きなこと」を認知できていることは凄く良いですね。成長を後押しすることが好きだと気づいたきっかけがあれば伺いたいです!

小林:
去年の6月から新卒メンバーのブラザーを任せてもらう機会がありその時に気づきました。

僕が任せてもらった新入社員は、熱意や愚直さを強みに持った子で厳しいこともたくさん言ったのですが、喰らいついてきてくれて結果も出してくれました。

今まで仕事をしてきた中でも、その子が上手く行った時や成長を感じていると口にしてくれた時が一番嬉しかったですし、やりがいを感じました。

ーー素敵なエピソードですね!1年間で凄まじい変化をされてますね(笑)

小林:
ありがとうございます!
部長からも「小林変わりすぎ」と言われました(笑)

5.自らアクションを起こす

ーー自分に変革を起こされた小林さんですが、同じようにいまいち仕事に打ち込めなかったり、モヤモヤを抱えている方も多いと思います。そのような方に向けて小林さんの想いを教えていただきたいです。

小林:
前提、人によって環境や事情が異なるので一概には言えませんが、僕はただ環境を変えても自分の意識も変わらなかったし、仕事も楽しいと思えなかったです。

一緒に働いているメンバーに相談するだけで気持ちが晴れて前向きになれたのに、誰も自分の気持ちが分からないと塞ぎ込んでいた時間がすごく長かった。

人それぞれ性格も悩み事も違うし、そもそも自分は何が楽しいと思うのか分からず悩んでいる方も多いと思います。

でも結局は悩んでいるだけでは変わらないと思うし、アクションを起こすことが大事だと思います。

ーーなぜ自らアクションを起こすことが大事なのでしょうか?

小林:
いつまで経っても機会がやってこないからですね。
またやってきたとしても、自ら取りに行ったほうが断然早いです。

僕は運よく仲間に夜ご飯に誘ってもらって、変革を起こす機会を創ってもらいました。でももっと前に自ら相談していればすぐに解決できたと思っています。

モヤモヤを抱えている時間ってすごく苦しいと思いますし、できる限り短縮する方が良いに決まっています。

ーーなるほど。具体的にはどのようなアクションを取るべきなのでしょうか?

決して簡単なことではないと思いますが、いつも話さない人と話してみたり、周りにSOSを出すことができれば、変革が起こる機会や自分の「好きなこと」がわかる機会が生まれると思っています。

僕も食事をきっかけに、マインドが変わってブラザーを任せてもらって、人の成長を見ることが好きだという、自分の「好きなこと」を見つけることができました。

外部の環境が変わることや誰かが助けてくれることを待つのでなく、自分からアクションを起こさないと必ず後悔するとも思っています。

ーー心に刺さります…。
最後にサーキュレーションへ中途入社を考えられている方へのメッセージがあればいただきたいです!

小林:
まずは弊社に興味を持っていただきありがとうございます!
サーキュレーションは成功、失敗など結果に関わらず挑戦を讃える文化が根付いている企業だと思っています!

新卒、中途関わらず成長意欲が強い方が多いです。
成長意欲のある方であればぴったりの環境だと思います!

ーーありがとうございます!!
では小林さん改めてお時間いただきありがとうございました!

小林:
ありがとうございました!!

執筆者: 福田 幹人
編集協力: 川島 誠洋