ミッドナイトにグッドナイト
今日も居場所がない僕は
こうして君がいる街が一望出来る場所へと向かう
ネズミ見たいな軽自動車はオープンに
小高い山の林道の脇に路駐した車の中から
街灯を見下ろしたら
夜涼みの憂いの中
洒落た音楽がラジオから流れる
きっと誰かが社畜の光と言ったこの夜景も
また違う誰かにとっては銀河系で
その輝きの一つに
頑張っている君がいるんだ
今日は其れだけ書いて行こうかな
またエンジンを掛けた
デッドエンドはグッドエンド
僕が夢に破れたことで
あの人の今があるように
君が夢に破れたとしても
其れが悲しいことだとは思わないで
居場所ならずっと取っておくから
いつでも逃げ帰って来れる様に
其れを誰かが都落ちと馬鹿にしても
ただ僕にとっては偉大な物語だから
その挑戦の証に
またここで会おうか
本当はそうならないといいけどね
今日も其れだけ書いて寝ようかな
またアクセルを踏んだ
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