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トリックマジック レート1613 最終1519位 ポケモンsv


トリックマジックお疲れ様でした。

今回はゴーストタイプのみ参加できる公式大会ということで、実況者さんの動画を数みてましたが、騙し合い、理不尽にストレスが溜まる意見も多く賛否あったみたいですね。
自分は結構面白おかしく遊ばせて頂いたかなと思ってます。

少ないカードプールのなかから構築を考えなければならなく「またお前かよ」と思うポケモンと何度も顔を合わせないといけないのがやや苦痛でしたが同時に、どんな戦術を持ち込んできたのか、答え合わせのような好奇心があって気づいたら45戦全戦遊び終わってました。

さて今回はタイトルにある通り
レート1613ということだったのですが
納得いったか?と言われるとそうでもなく
目標は1700だったので自分の構築の甘さに悔しさを覚えました。
ほんとに、あのチョイスなんだったんだよ。
が多すぎてこぼした試合が多かった。
ということで全試合を振り返ってみて一応ここまで勝てた理由1600以上では安定して勝てなくなった理由を自分なりに分析し確認してみようとおもいます。

今回2ロムで大会に臨んだのですが
まずはサブの記事から書こうとおもいます。

では本題へどうぞ。



チーム アオ



レート1613   最終 1519位


まず。

この大会はヒスイゾロアークが最強と最初に環境考察した通り初手でヒスイゾロアークが誰の構築からもあふれていました。


これを対策するためには自分もヒスイゾロアークをぶつけるしかいないので初手出しは全試合ゾロアークに任せてました。

レート1550台あたり
まで襷を盾にはたき落とすしてたら数的有利取って勝てました。

まあそれはラッキーとして、次。


騙し合いが発生するこの大会において素早さで常に勝ち続け上から行動するというのが
結局のところ一番強いと気づたので、
今回のエースは圧倒的な速さを出せるポケモンで固めた。ハバタクカミイダイトウ。

その子達を究極に強くしてくれるサポートの取り巻きを考えた結果、行動補償から様々な展開ができるミミッキュ環境最速のドラパルト、相手のトリックルームにも対応の出来るミカルゲを入れてこの6匹で構築が完成しました。




単体解説。


Hゾロアーク

55(4)-100(252)-60-125↓-60-110↑(252)


特性/イリュージョン
テラス/ (使わない)
持ち物/ 気合いの襷

シャドークロー/影撃ち/呪い/はたき落とす


・不毛なゾロアークミラーに勝てるよう最速。

・物理Aより特殊Cの方が種族値25高いけれど
はたき落とす、影撃ちが技として強いという現状、無駄ではあるが特殊技よりも物理技のほうを優先させた。

・ゴーストノーマルという複合タイプ上、相手の影撃ちは無効に出来るので襷をもたせると最強。
相手がゾロアークより早いポケモンじゃ無いと対面は基本9割勝てる。

影撃ちが通らないから悪タイプのポケモン(ミカルゲ)などが不意打ちでこちらを縛ろうとするなら
呪いで退場するので最後まで仕事ができる。

・2日目からハチマキドラパルトが増えて、こちらを襷ごとドラゴンアローで倒そうとしてくるので、相手チームにドラパルトがいる場合は
ハバタクカミに化けることで上手いこと動きを牽制していた。
(ハバタクカミの圧はやっぱつよい)


ドラパルト

88(4)-120(252) -75↓-100-75-142(252)↑

特性/すりぬけ
テラス/悪
持ち物/光の粘土

ドラゴンアロー/テラバースト/リフレクター/光の壁

・裏のハバタクカミのための壁張りサポーター。

・悪テラスはヤミラミ対策にと思ったが
不意のテラバーストで相手を半壊させる使い方にしてもいい。

あくまでサポート重視なので仕事は
壁を貼ること。下手に敵を突いてしまったら
裏からブーストエナジーハバタクカミが来た場合
残り全部を簡単に貫かれる。
ドラパルトがテラスしたとて結局悪タイプなので悪手。


・不意の高速悪テラバーストも強かったが
上記のハバタクカミには上から縛られて終わりだったのでこの技は不意打ちにするべきだった。

・ドラゴンアローの火力があまりにも弱いのとミミッキュ、カミの交代を考えると、詰めにも使えなかった。この技は黙って呪いに変えて壁ターンを消費せず退場できるようにするギミックにした方がよかったかもしれない。

・ドラパルトの弱さがこのチームの足を引っ張っていた。



ミミッキュ

55-90(252)-80-50↓-105-96(252)↑

特性/化けの皮
テラス/ノーマル
持ち物/ゴツゴツメット

じゃれつく/シャドークロー/影撃ち/雨乞い

・攻撃性能、サポート、持ち物。三つにおいて全て完璧だった。

・ミミッキュには裏のイダイトウのサポートをお願いしていた。すいすいを発動させるための雨乞い要員だが影撃ちで味方の取りこぼしも掃除することができて偉かった。

・ミミッキュには化けの皮という行動保証の最強特性があるので、とりあえず殴っておきたいポケモンがいっぱいいる環境上、先制技のほとんどは接触技なので触れるとダメージを受けるゴツメとの相性がすごく良かった。

・相手のゾロアークがミミッキュをはたき落としてくれた場合、ゴツメで襷を剥がせるのでそのままフェアリー技で倒すムーブが楽しかった。

が、裏のイダイトウの素早さをあげるのがこの子の仕事なので、イレギュラーなことをしてると雨を降らせる事ができなくなり。
それが一番の負け筋なので
この戦い方は数戦やってやめた。


ミミッキュは死に出しから二番目に出すのが強い。


ハバタクカミ

55(4)-55↓-55(252)↑-135-135-135(252)

特性/古代活性
テラス/電気
持ち物/アッキの実

ムーンフォース/痛み分け/瞑想/まもる


世にも珍しいBS特化のハバタクカミは
サーフゴーを起点にする神

ゴースト技のシャドークローが威力70しかないということで物理耐久で育成するとサーフゴーが最強と言われる環境で変化技も効かなく、電磁波を撒いてくる。
これに暴れられたら厄介だということで
サーフゴーを起点にすることだけ考えた。

弱点のゴールドラッシュは電気タイプにすることで半減にすることができ、さらについでの電磁波も対策出来ることから電気テラスさえきれれば余裕で瞑想の起点にすることができると閃いた。

技はムーンフォース一択にしているが
ハバタクカミの対面では大体テラスを切ってくれるので等倍になり問題無い。(いや嘘)

・環境にはハバタクカミの素早さに勝てないポケモンがほとんどいなので、そうなるととりあえず先制技を打って削っておきたいという心理が働く。そうすると相手の弱いダメージ持ち物のアッキの実を発動させやすく、防御が一段階上昇しやすい。
先発に張ったドラパルトの壁と合わせるとおそろしく硬くなるので突破困難な化け物と化す。
相手が急所を引くかイダイトウクラスの水ウェーブタックルでもなければ基本は負けず、対面8割は勝てた。


・2割の負けは、積む時間が多いので急所に当たりやすいこと。
守るを採用してしまったせいで、ウェポンが1つになってしまい、鋼テラス、炎テラスには勝てない。詳しく言うと、せっかく積んでも
相手の構築にサーフゴーがいて、さらに裏にラウドボーンかソウブレイズがいた場合
フェアリー技が半減されるので勝てない。
(シャドーボールなんで入れなかったんだ。
それだけでほとんどの試合勝ってたぞ....)


・あとドラパルトが壁を張れないと
エナジー持ちのハバタクカミが裏から出てきた場合、積んでもない火力もないこちらのカミが頑張ったところで到底追いつけない。
壁込みアッキ発動でも雨イダイトウのウェーブタックルまでは耐えない。

そんな感じで、カミ自体はつよいけど穴が何個かあって対面の勝率は8割程度。
そこに辿り着くまでの障害を含めると
勝率は結局6割ってところだった。

(あと、このカミを使うと
急所に当たりやすいです。ほんまに)



ミカルゲ

50(252)-92(252)↑-108-92-108-35↓


特性/プレッシャー(ミス)
テラス/悪
持ち物/レッドカード

呪い/影撃ち/不意打ち/しっぺ返し


・持ち物のレッドカードが発動することで相手の積みポケモンを強制退場させリセットさせる動きが強い。

・素早さが遅いため相手の攻撃を受けると、威力が上がるしっぺ返しとの相性が良く、レッドカードで退場させて交代先のポケモンを無防備のまま倒せる。

・間違えて特性をプレッシャーのまま持ってきてしまったので、ヒスイゾロアーク構築に簡単に組み込むことができなかった。

・不意打ちを読まれやすいポケモンなので交代をされやすい。それを読んで呪いをかける動きが強かった。


この子は選出少なめ。



イダイトウ

120-112(252↑)-65↓-80-75-78(252)

特性/すいすい
テラス/水
持ち物/カシブの実

ウェーブタックル/アクアジェット/お墓参り/守る


雨乞いと合わせると特性によって高速高火力のポケモンになる。

・雨ターンを消費して勿体無いが、
守るを搭載してるので相手のテラスを見てから技を打ち分ける動きが強い。

・火力を優先しようとして命の玉を持たせようかと思ったがそれはちょっと弱いかなってことで
今回はカシブの実を持たせた。
これによりイダイトウとミミッキュを合わせられないような構築で持って行っても
アタッカー同士でのテラスの奪い合いが発生しない。

カシブの実を持たせることでイダイトウがゴースト技を1回耐えるのであれば事実上タイプを変えるテラスと一緒。

高火力のお墓参りで攻撃したあと
先制アクアジェットで縛れるのでその動きも強力だった。




基本的な動き

まずは相手の構築を見て
雨パで行くか
壁張り構築でいくか
対面構築で行くか考える。

相手にゲンガーのような毒ビシを撒いてくるポケモンがいるならハバタクカミの積み構築は相性悪いので瞬間火力のでる雨パを連れて行く。

サーフゴーが重そうな場合(サーフゴーの水テラス臭さ)はハバタクカミの積み構築でサーフゴー自体を起点にする。

構築にサーフゴー+(ラウドボーンorソウブレイズ)
がいる場合、フェアリー技しか仕込んでないハバタクカミでは勝てない(おれがシャドーボールを入れなかったせい)ので雨パを選ぶ



レート1650くらいから安定して勝てなくなった理由

構築の穴が勝率を高めるに連れて如実に現れた。

上記したが

ハバタクカミにフェアリー技しか搭載していないのがほんまに終わってた。

あとで確認したが上位に行くに連れてラウドボーンが対策必須級になったらしく、特性天然がこちらの積みを無効にする。
これが上位にいる限り
積みを前提にしたハバタクカミのさらにフェアリー技のみでは勝てるわけがなかった。


あとは
ドラパルトがミミッキュに対して弱かった。

ドラゴンアロー+テラバースト?壁2枚?

そんなのミミッキュに打点無くて
剣舞つまれて裏まで貫かれて終わりじゃ。

悪テラス切ろうものなら裏のエナジーハバタクカミに蹂躙される。


もう一個は
ミカルゲの特性をプレッシャーで持って行ってしまったのも穴です。

ミカルゲがゾロアークに化けるという戦術ができなかったので頻繁にレッドカードマジックを使えなかった。(なんならこれが一番強いまであるのに。)


最後に


初日は大体ヒスイゾロアークがはたき落とすをするだけで勝てたので
なにこれ楽勝じゃん?なんておもってたのだけど

二日目になるとみんな初手でヒスイゾロアークがいるかもしれないと警戒し始めるようになり、

いよいよ三日目からはゾロアーク対策が増えた。

対策として
凍える風で素早さを奪ってから
シャドークローで突破してくるタイプ


コノヨザルに化けてるのかな?と思わせておいて
本物だったとき、こちらのはたき落とすが半減されてじならしで素早さを奪われた後、丁寧に落とされた。

三日間でここまで環境整うのすごいよね。

ほんと感心。笑


次の記事は
もう一個の構築(メインロム)について語ろうと思います。


今回4905文字にも及ぶ長文になってしまったけれど最後まで読んでくださってありがとうございました。

ぜひコメントなどいただければ
一緒に盛り上がれるとおもいますので
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