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『ちはやぶる』 ポケモンSV
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初手にブーストエナジーハバタクカミが来ると、どうしても電磁波を警戒せざるを得ない。ここでの私の判断は仕込んでいた電気のテラスを切ること。私のルギアは電気タイプのポケモンなのだ。
テラスタルオーブに光を集めると自然エネルギーが反応した。
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パリパリと帯電するルギアをよそ目に、ハバタクカミは変化技を撃たせまいと挑発をしてきた。
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これによりルギアは瞑想に失敗したが、大丈夫。
保険で火力に努力値を全振りしてい多のでバフをかけなくても強い。
ハバタクカミは大砲のような衝撃の風に包まれた。
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ケロっとしているハバタクカミ、そう安易と突破させてくれないようだ。
次の一手を待つ。
先に動き出したのはハバタクカミ。
凍える風でこちらの身動きを奪ってきた。
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足元がふらつくが、今回は隠密マントを持たせているので
追加効果による試合運びに左右されない。
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しかしそれを見ても相手トレーナーはハバタクカミに対し、続けて凍える風を指示する。素早さが下がらないとわかっているいうのに連打するその訳は。いや、何か考えがあるのだろう。
結局、
ルギアの突破を優先せず力尽きる直前まで
ハバタクカミは妨害行動を繰り返した。
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間髪入れずに次に繰り出してきたポケモンはドーブル。
ここでようやくハバタクカミが行ってきたこれまでの動きに納得がいった。
やたらと挑発を繰り返してきたのはルギアに身代わりを張らせたくなかったからなのだろう。
さらに入念に素早さまで奪っていたのはSの低いドーブルで、上からきのこの胞子を打ちたかったからだ。その戦法が見事噛み合ってたなら、ルギアはドーブルに起点にされていた。なんともゾッとする話だ。
とはいえ、わかっていても攻撃を気合いで耐えられてしまっては、
その後なすすべなどないのだけれど。
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ムラっけがある人といえば、気分にむらがあることを言い、情緒が一定せず不安定に変わりやすい様子の人のことを指すのだが、
相手のドーブルがまさにそれで、本調子を取り戻した時には気づくと手に負えない状況になっていた。
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そして満足した様子でこれまで積み上げた能力上昇を
後続のラティアスに全て託し、引いていった。
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どうする?ラティアスの目がギラギラしている気がする。
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目を覚ましたルギアがラティアスに対し10万ボルトを当てるが、
そんなもの効かんよと言わんばかりの威勢で体についた水の雫を払うように電気を弾く。
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ラティアスは溜め込んだ力を覇気のように放出する
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そのエネルギーにルギアは吹き飛ばされた。
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ラティアスが先か、トドロクツキが先か。
ブーストエナジーを発動させ素早さを上昇させたトドロクツキ。
それに対し素早さランクが4段階上昇したラティアス。
単純計算すれば440以上あるラティアスの素早さにトドロクツキなど追いつけるはずもないが、HBに振っていれば希望は......あるのだろうか?いや、ないにせよアシストパワーはトドロクツキに対し無効技だ。
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となるとドラゴン技で突っ込んでくるのか?
こちらとて最後の一撃を決めるためには相手のテラスタルを吐かせる必要がある。
相手はトドロクツキの圧力に対しどう対応してくるのだろうか。
そもそも今のトドロクツキに圧力などあるのだろうか。
.....そう思ってたらあたりは暗闇に包まれた。
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虹色の光が一点に集まる。
その先には鋼の甲冑を身に纏っているラティアスが立ちはだかっていた。
まもなく決着がつきそうだ。
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魅惑のボイスでトドロクツキを突破
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しかしびっくりテラスタルという不安要素を選択肢から消すことができた。もしこれがトドロクツキが相手に対して与えた圧力なのだとしたら大活躍だ。
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残りの全てはメタモンに委ねられた。
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泥棒と罵られても、私は君の味方でいる。
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メタモンはその言葉に答えるように、相手を細部までコピーする。
こだわりスカーフを持たせているので相手の上から動くことができる
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鋼タイプになっているラティアスにたいして、能力上昇したアシストパワーがどれだけのダメージになるのか。
おそらく相手もこの火力は未知数のはずで。
耐えれば反撃できるし耐えなければ負ける。
運命をかけた一瞬。
メタモンは、コピーした全能力でアシストパワーを放った。
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パリンと割れる音がした。
割れ目から光が漏れる。
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ラティアスの体にまとっていた自然エネルギーの結晶が砕け、弾けた。
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