作家が、家族を描くことの代償。「くまのプーさん」に人生を翻弄された少年
Timebankで「メディアを運営する時や、文章を書く時に気をつけていることは?」という質問がきたので、以下のように答えた。
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・他のメディア、既存記事と似ないこと
(インタビュー記事などは、「これもう知ってる!」という情報のものが多いので…)
・milieuであること、私であることの意義がある記事にすること
(そうしないと、メディアとして覚えもらえられず、一過性の記事になってしまうので。※あくまでも私の場合で、いつでもどこでもそうすべき、という訳じゃないです)
・美しい写真を残すこと
(それだけでも、他のメディアよりも、取材相手の方に喜んでいただけます…!カメラマンには2〜10万円ほどお支払いしています。スタジオの有無や稼働時間、枚数によっての振れ幅…)
・相手の声が聞こえてくるような文章であること
(変にかしこまりすぎず、方言、タメ口なども大切にする)
・専門用語を入れすぎないこと
(その分野に強い関心がない人でも、スルスル読めるようにする!)
・とはいえ「みんな」に読んで欲しい!と書くのではなく、「こんな悩みを抱いている人に読んで欲しい」と、具体的な読者を想起しながら書くこと
・嘘をつかないこと。変に盛り上げないこと。煽らないこと。
・しっかり届けたい人に届くために、全力で広めること。
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……とつらつら書きつつも、1つ、あまり表で書いていないことがあって……。
「家族が嫌がることをしないこと」
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新刊『小さな声の向こうに』を文藝春秋から4月9日に上梓します。noteには載せていない書き下ろしも沢山ありますので、ご興味があれば読んでいただけると、とても嬉しいです。