【絶対NG】パーマリンクを途中で変更するデメリット5選を徹底解説

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パーマリンクを途中で変更するデメリット

パーマリンクを途中で変更することには、さまざまなデメリットが存在します。以下に、それぞれのデメリットについて詳しく解説します。

  1. SEO評価がリセットされる

  2. 検索結果の順位が下がる

  3. 外部リンクが無効になりアクセスが減少する

  4. 内部リンクの修正が必要になり手間が増える

  5. SNSやブックマークのリンクが無効になる

順番に見ていきましょう。

変更するデメリット①:SEO評価がリセットされる

パーマリンクを変更すると、検索エンジンは新しいURLを別のページとして認識します。その結果、これまで積み上げてきたSEO評価がリセットされ、検索順位が低下する可能性があります。

特に、外部からの被リンクが多いページでは、その影響が顕著に現れるでしょう。被リンクは検索エンジンの評価基準の一つであり、その効果が失われることで、サイト全体の評価にも悪影響を及ぼすことがあります。

さらに、パーマリンクの変更に伴い、旧URLへのアクセスが404エラーとなる場合、ユーザーエクスペリエンスの低下だけでなく、検索エンジンからの評価も下がるリスクがあります。

変更するデメリット②:検索結果の順位が下がる

パーマリンクの変更は、検索エンジンにおけるページの評価に直接影響を及ぼします。特に、旧URLが検索結果で上位に表示されていた場合、新しいURLが同じ評価を得るまでに時間がかかることがあります。

また、検索エンジンは新しいURLを再評価する際、コンテンツの品質や関連性を再度検証します。そのため、一時的にインデックスから外れる、または順位が大幅に下がる可能性も考えられます。特に競争の激しいキーワードで上位表示を狙っている場合、この影響は顕著に現れるでしょう。

変更するデメリット③:外部リンクが無効になりアクセスが減少する

パーマリンクを変更すると、既存の外部サイトからのリンクが無効となり、リンク先のページが見つからない状態(404エラー)になります。これにより、外部リンク経由のトラフィックが失われ、サイト全体のアクセス数が減少する可能性があります。

特に、信頼性の高いサイトや関連性の高いコンテンツからの被リンクは、SEOにおいて重要な役割を果たしています。これらのリンクが無効になることで、検索エンジンからの評価も低下するリスクがあります。

変更するデメリット④:内部リンクの修正が必要になり手間が増える

サイト内のパーマリンクを変更すると、内部リンクもすべて新しいURLに更新する必要が生じます。特に、大規模なサイトや記事数が多い場合、この作業は非常に手間がかかります。

内部リンクが旧URLのまま残っていると、ユーザーがリンクをクリックした際に404エラーが発生し、ユーザーエクスペリエンスの低下を招きます。また、検索エンジンのクローラーもエラーを検知し、サイト全体の評価に悪影響を及ぼす可能性があります。

変更するデメリット⑤:SNSやブックマークのリンクが無効になる

パーマリンクを途中で変更すると、SNSやブックマークなどで共有されたリンクが無効になります。

特に、Twitter(X)やFacebook、InstagramなどのSNSで拡散されたリンクが多い場合、その影響は大きくなります。ユーザーが過去にシェアしたURLをクリックしても「404エラー」が表示されるため、閲覧を諦めてしまう可能性が高いでしょう。

また、ブログや掲示板、ニュースサイトなどで紹介されたURLも無効となり、過去の被リンクが無意味になってしまいます。特に、影響力のあるメディアや有名なブロガーが紹介していた場合、その機会を失うことはSEO上も大きな損失となります。

この問題を回避するには、301リダイレクトを設定することが必須です。
しかし、リダイレクトを設定しても、一部のSNSプラットフォームではシェア時のOGP情報(タイトルや画像)が更新されず、新しいURLでの拡散効果が薄れる場合があります。

さらに、ブックマークしていた読者にとっても不便になります。特に、長期間にわたりコンテンツが読まれるタイプのサイトでは、ブックマークからの流入が一定数存在するため、その影響は無視できません。

パーマリンクを途中で変更するなら301リダイレクト処理をしよう

パーマリンクを途中で変更する際には、301リダイレクトの設定が不可欠です。この処理を行うことで、旧URLから新URLへ自動的に転送され、ユーザーは新しいページにスムーズにアクセスできます。

さらに、検索エンジンに対しても恒久的なURLの変更を伝えることができ、SEO評価の引き継ぎが可能となります。

設定方法として、.htaccessファイルを用いる方法があります。このファイルにリダイレクトの指示を記述することで、旧URLから新URLへの転送を実現できます。例えば、旧URLが「http://example.com/old-page」で、新URLが「http://example.com/new-page」の場合、以下のように記述します。

Redirect 301 /old-page http://example.com/new-page

この設定により、旧URLにアクセスした際、自動的に新URLへ転送されます。ただし、.htaccessファイルの編集は慎重に行う必要があり、誤った記述はサイト全体の動作に影響を及ぼす可能性があります。そのため、バックアップを取るなどの対策を講じた上で作業を進めることが推奨されます。

また、WordPressを利用している場合、プラグインを活用することで、より簡単に301リダイレクトの設定が可能です。例えば、「Redirection」というプラグインは、ユーザーインターフェース上で旧URLと新URLを入力するだけで、リダイレクトの設定が完了します。

301リダイレクトでもSEO評価を100%を引き継げるわけではない

301リダイレクトは、旧URLから新URLへ恒久的に転送する手法で、SEO評価を引き継ぐ効果があります。しかし、適切に設定しても、SEO評価を100%引き継げるわけではありません。

また、301リダイレクトの設定後、旧ページの評価を受け継ぐまでの期間は約2〜5週間といわれています。301リダイレクト後の評価引き継ぎは、1回のクロールで完了するわけではなく、移転を正しく認識するまでに複数回のクロールが必要であるため時間がかかります。

さらに、リダイレクトの設定が不適切であったり、関連性の低いページにリダイレクトを行った場合、SEO評価が引き継がれない可能性があります。そのため、リダイレクト先のページは、元のページと関連性が高い内容であることが重要です。

加えて、リダイレクトチェーンやループが発生すると、検索エンジンが正しく評価を引き継げない場合があります。リダイレクトチェーンとは、複数のリダイレクトが連鎖的に設定されている状態を指し、ユーザーや検索エンジンのクローラーにとって負担となります。

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パーマリンクを途中で変更するデメリット:まとめ

パーマリンクの途中変更には、SEO評価のリセット、検索順位の低下、外部リンクの無効化、内部リンクの修正、SNSやブックマークの影響など、さまざまなデメリットが伴います。

特に、SEO対策をしっかり行っているサイトでは、これらの影響が大きくなるため、慎重な判断が求められます。変更が必要な場合は、301リダイレクトの設定や内部リンクの修正を徹底し、影響を最小限に抑える対策を講じることが大切です。

パーマリンクは、サイト運営の初期段階でしっかりと設計し、後から変更する必要がないようにするのが理想的です。

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