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伊勢神宮へ|ちょっと遅めの初詣
今回はタイトルの通り、伊勢神宮へ行ってきました
名前は聞いたことあるな、くらいに思っていたのですが
昨年の秋頃からなぜか「伊勢神宮に行きたい」と思っていました
まさか初詣として行けるなんて、、、
コロナにかかったからこそ、
時期がずれて初詣が今のタイミングになったので
それも意味があったんだなと思いました
皇室の御祖先の神であり、
私たち日本人の総氏神と呼ばれている「伊勢神宮」
写真と振り返りながら、今回感じたことを綴っていきたいと思います
一之鳥居
まずは、一之鳥居をくぐります
![](https://assets.st-note.com/img/1737887556-FxeWp1XrjM6uQO7v2n8dyhEc.jpg?width=1200)
今回、高速道路を使って伊勢まで運転してきたのですが、
土曜日という事もあり、到着予定の時間よりも1時間半ほど遅れてしまいました
結局、この一之鳥居に着いたのが、16時半頃だったと思います
早く正宮に行かねば!と思い、
駐車場から一之鳥居まで急いで走ってきました
息を切らしながら一之鳥居を見ると、なぜかほっとして、
一瞬立ち止まり、ふっと深呼吸をしました
鳥居をくぐる時には一度お辞儀をしました
左側を歩く、帰っている人の幸せそうな、ほぐれた表情をみながら
前の人の列に合わせて歩くことにしました
人の列は途切れませんでしたが、決して沢山いたわけではなく、
いい距離感を保ちながら歩幅を合わせて歩いているような感じでした
さらさらと音がしました
左右を見渡すと、五十鈴川が悠々と流れていました
川底の石が見えていました
水の量はそんなに多くはありませんでした
左奥には紅葉がまだ残っており、陽の光でもっと鮮やかに見えました
橋を越え、ただただ真っすぐに進んで行きました
さっきまで急ぎ、早足で歩いていたのに、
もう急ぐことは忘れて
ただただその宮内の美しさを眺めながら歩いていました
木の枝の形の不思議なこと
どうやったらこんな風にぐにゃぐにゃと空へ向かっていくのだろう
これはもしかして、龍なのでは
と思ったり、
![](https://assets.st-note.com/img/1737892657-ksLyVju5lHQt3GnmOKc9YeW8.jpg?width=1200)
角度を変えると、
突然現れる木々の重なりでトンネルのような丸い空間があったりとか、
宮内の木々は私の感性を刺激しました
ここの落ちてる石ころ1つにも、きっと魂というか、
生命が宿っているのだろう、とか
考えざるを得ないような、そんな神秘的でクリアーな時間が流れました
ご神木さま
正宮に向かって歩き進めていくと、
ご神木が見え始めました
![](https://assets.st-note.com/img/1737892681-cL4OjIwFuSgTR236ACZvBeo0.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1737892709-uGrbOQv9NkoWYnDhl2MCJ8Ip.jpg?width=1200)
本当に立派な、ご神木様、、
紙垂が巻かれていようが、巻かれていないようが全く関係ないと思いました
きっと、すべてに神様というか、宇宙のような存在が入っていると感じました
残念ながら、紙垂が巻かれていない木の中には上の方が人の手で切られているのもありました
こんなに大きな木が切られているのを見て、少し淋しい気持ちになりました
きっと、木が高くなりすぎて、道が暗くなってしまうとか、
倒れてきたら危ないとか、
他の木々や植物に日が当たらなくなるとか
色んな可能性があったのだと思います
ちゃんと、すべての物事に意味があるのだと信じたいです
その木でまた、宮内の建築修繕に使われたり、人々の生活が豊かになったりして行くのだと思います
いざ、正宮へ
正宮とかいた看板は道の途中に1、2か所建てられているだけであり、
実際に正宮に着いても
「ここは正宮です」とわかるようなものはなかったものの
その神聖な空気感、ひやっと、しっとりとした雰囲気に
ここだな、と確信できるものがありました
正宮は階段を上った先にありました
階段の前で、正宮を背景に写真を撮ろうとしている家族がいました
右側で見ていた係の人が出てきて「ここは写真禁止ですので」と説明している姿がありました
階段の途中にも、写真禁止の看板が立てられていました
沖縄に住んでいたころ、100歳近いおばあちゃんが
「写真撮ると魂すり減るのよ」と言っていたのを思い出しました
階段を上り終えて、正宮に着きました
場所はひらけていて、人がお賽銭を投げて、手を合わせていました
沢山の銭やら紙幣が入っていました
いま調べて分かったのですが、実際にはお賽銭は禁止らしいです、、
伊勢神宮では、「私幣禁断」といって、長らく天皇陛下以外のお供えは許されませんでした。
お賽銭箱にしては大きいな、と一瞬思ったのですが
皆さん投げているので、私も知らずに5円玉を入れてしまいました
手を合わせている間
手を合わせている間、自然と考えていたのは家族についてでした
家族みんな、一人一人の顔を想像し、名前を言って
心を込めて「幸せでありますように」とつぶやきました
家族全員の名前を言い終えると、
清々しい気持ちで階段を下りました
お守りを買いに行く途中
帰り道を目指して歩いている途中、
ふと、我に帰りました
「あ、あれだけ仕事の悩みを言おうと準備してきたのになんにも考えてなかった」
感謝の気持ちを抱き、目を瞑るとそこにあったのは「家族」のことでした
伊勢神宮へ行く前日に書いたノートには、
恥ずかしながら、これまでの悩み、全部は「お金のこと」で、
せっかく日本最古で最強の神社に行くのであれば導いてもらえるようにお願いしようか、と思っていました
「家族」
それがお金よりも何よりも大切なんだと気付かされた
仕事、お金なんてどうでもいいんだよ実際は
なにそんなくだらないことでって、自分の中のどこかで感じてる
そんな気がして、涙がこみ上げてきた
お金より家族だよね、わかるわかる
そんなふうに自分で納得した部分もあった
おかげ横丁へ
色々寄り道をしてから、神宮を出ました
そしてすぐ右側にある「おかげ横丁」に行きました
その時はもうすでに17時半頃で、お店はほとんど閉まっていました
可愛らしいお店やお土産屋さんがたくさん並んでいました
(次回、来るときはしっかり満喫したい…)
![](https://assets.st-note.com/img/1737896975-gWMuyNzdeIBK8Uqo2cwAit3D.jpg?width=1200)
駐車場の方向に歩いている途中で、
「干支おみくじ」を売っているお店を発見しました
今日は初詣に来ていたので、おみくじは醍醐味ですよね
私の干支は龍なので、可愛らしい龍の干支を直感で手に取りました
黒目の中にある白めの点がしっかりと真ん中にある龍で、
これだ!と思いました
![](https://assets.st-note.com/img/1737896437-MJzjBtwUx7bns2kgr4SYf1WP.png?width=1200)
結果は「吉」で、
仲間との協力で成功すると書いてありました
手伝ってくれる人が現れるらしい!
恋愛、仕事、健康などすべての分野において、星は4つ
去年は「大凶」で厄年だったので、
今年はなんだかいい年になりそうだなと思いました
旦那さんも「吉」でしたが、星の数はバラバラで、
総体的に見たら私の方がバランスがよさそうな感じでしたw
感想
1日経った今でも忘れられないことがあります
それは、宮内の空気です
宮内の空気は、
「空気がきれいだね」では済まされないような空気なのです
湿度がある、と表現すればいいのでしょうか
なんだかしっとりとした空気なのです
空気なのに、「触れる」ことができるような感覚で
歩くたびに目に見えないカーテンか、膜のようなものがスッと肌に触れる、
その調子で神宮内を歩き進んで行くようなイメージでした
これまでいくつかの神社に行ったことはあるのですが、
こんなにも、空気を意識して肌で感じているような感覚は初めてでした
またいつか、その空気感を感じに行きたいと思います
2025年、いいスタートを切ることができました
本当に美しい所でした、、、
伊勢神宮へ行ったことがない方、
ぜひ行ってみてくださいね
それでは、また✨
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