海外赴任　中高生の子どもを連れていくべきか悩む⁈

こんにちは、アメリカ駐在中のシナモンです。
今回も個人的偏見もはいり言いたいこと言っちゃってます・・・

子どもを連れていくか迷うとしたら

迷う方は、おそらく「海外生活の経験がない」方だと思う。
（もし海外生活経験があり、子どもは帯同させたくない、あるいは迷っている場合、是非その理由を知りたい。すごく興味がある。）
中学受験とか・・だろうか。
小学生以下の帯同を迷うのは、中高生以上に理解できない（すみません。）もし帯同しない決断をするならば、命の危険がある土地という事だろうか。
（確かに夫との関係で帯同をしなかった例は何度も見た・・・）

私の教室では、中学生以上の生徒が海外転勤でついていくか迷っているとき、説得してでも連れていくことを勧めている。嫌だったら戻ってくればいい、合うか合わないかを体験するだけでも子どもの宝になる。海外在住経験は、海外旅行をはるかに超えたものがあるからである。

単身で大学留学した身からすると、英語圏駐在という「生ぬるい、保護下の環境で海外生活できる」のはチャンスとしか思えない(笑)。
2度の米国駐在で、いつもなんて楽チン生活なんだろうと思う。もし単身留学より苦労あるとしたら、私にとっては、ご飯づくりと、自分の仕事を辞めてきたことだ。駐在や留学より現地で働く方は、もっと大変だと思う。
（英語圏以外の駐在の方はきっと大変なご苦労をされていると思う）

プラスに変わらなかった子を見たことがない

日本は特殊でマイノリティーだということ、日本の素晴らしい点と問題点は外から見ないと分からないことがほとんどだ。
留学代行業をしていた時、留学した子どもたち全員が強くなり、目を輝かせて、「絶対また海外に行く！」と言っていた。
円安になり、「ああ、一般家庭の子たちには留学へのハードルが高くなってしまった。」と悲しくなった。
今や、留学に申し込むのは経済的に恵まれたご家庭である。
是非、もっともっと国や自治体が補助して、子どもたちに海外体験のチャンスを与えてほしい。欲を言えば、言い方は難しいが、選考会で成績や自己アピールが優れている子だけではなく、普通に見える子（実際に普通なんてない、みんなユニークな存在）こそ旅行以外の海外体験をしてほしい。それほど、日本の外に出て生活することは、子どもたちの中の何かを動かすのである。