2024年11月1日(金) 読了。 10/19から1週間ほどハワイに行っていた 友人のコンドミニアムに滞在させていただき オットのマイルを使って ご褒美のような旅 帰ってきてこの本を読んだのだけど とってもよいハワイ旅行の復習になりました 恥ずかしながら 日頃無料の文章に接することの方が多くなってきてしまった私にとって 池澤氏の文章の濃密さに改めて驚かされた 池澤氏だけでなくこの世代の方々の文章は今とちがって 読むだけで風景や情景が伝わる書き方になっている 写真や動画を
2024年6月16日(日) 読了。 アフガンに医者として赴任し 病を治すために井戸や 果ては用水路まで造った 中村医師本人による報告書 911以降タリバンの巣窟として標的にされ 救済という名目で欧米に支配され攻撃されるなかで 本当の救済をそこで生きる人々とともに成し得た記録には 世界の縮図が見える気がした 正義を盾にした戦争、金のための戦争の虚しさ そのために犠牲にされる子どもたちや市井の人々 世界の不条理に声をあげるのではなく 用水路を拓くという行動で示した中村医師は
2024年4月19日(金) 読了。 デジタルリマスターで本も再刷したのか オットが買ってきた 懐かしさが心の奥底に 小さな泉をつくる 見覚えのある写真たちが 物理的にも精神的にも より鮮明度を増して あれから30年後の私に届いたのだ AIDSの治療法が確立され LGBTQ+も当たり前になるような 30年後の 私に だがしかし いや、だからこそ その庭は 儚く美しく そして、普遍的です
2024年3月8日(金) 読了。 意識の成り立ちと文明についての本。 意識と思考、意識と自分 瞑想の練習をしていると気になるこれらのことの 明確な答えとはいかないまでも 瞑想の本から教わるこれらの扱いについての裏付けが ここにはあると感じとても興奮した! 宗教や占いの始まりについても 納得すぎる!! 必然性でしかないじゃないか笑 つまりは、神とは何なのかを 科学的に説明しうる考え方だ 歴史を振り返ってみても 様々なことの合点がいく気がする 実際、論拠としてそのように説明
2023年8月20日(日) うーん、読み終わってから気付いたが 私はそれほど暇でも退屈してもいなかった笑 いや、もっと人間の根源的なそれについての 考察なんだろうけども ならば、ヨガや瞑想の手法の方が 私にとっては手っ取り早い 古臭い20世紀の西洋の哲学を 引き合いに出したことも 考えるきっかけを与えるために あえてしていたことだと 結論では述べられていて ちょっとホッとした たしかにヨガやスピリチュアルみたいな分野に アレルギーを持つ人たちは今 こういうものを読むのだ
2023年7月27日(木) カタカムナの本は何冊か読んでみたけど 物理のニガテな私にとって 学術的なものはやはり小難しくて この本は精神科医と学者だけども 2人の女性が書いていて 物理学的なカタカムナを 感覚的に表現できていて興味深かった しげちゃんはカタカムナのことを 江戸時代の言葉遊びって言ってたけど どちらにせよよくできた言葉遊びだ 面白いのはこの文字は 2Dではなく3Dだということ いやむしろそれ以上の次元を表現できている コンピュータも量子力学もない時代に
2023年7月26日(水) 宮崎駿引退後の新作だ いつもとはちがう思わせぶりなタイトルに トレイラーのないPR戦略の術中にはまったか 映画の日のナイトショーに1人で行ってきた まず画の美しさに胸がいっぱいになった 後から映画評を読んだけど 今時の3D技術を使わず 昔ながらの手書きなのだそうだ どうりで私がずっと感じていたものは ハイジの時代の安堵感に近いもの 懐かしさというかなんというか 画に込められたパッションに圧倒された アナログ万歳 産まれることと死ぬこと それ
2023年5月14日(日) 読了。 禅の逸話の解釈がとても深く 愛に溢れている あなたが何かから逃げるにしても それこそあなたが魅かれているものだ という一文は、刺さった また、後半に禅の境地と詩の世界について 語っているくだりがあり 大変興味深かった 詩は目に見える世界と目に見えない世界とを つなぐ架け橋なのだと、、、 詩を書いていて良かったと思う てかだから私は詩を書いてきたのかも 彼の言う瞑想的な詩をもっと書いていこう それは私が書きたい詩だ
2023年3月15日(水) 読了。 今の私にとっては衝撃的な本だった 最初まったく期待してなかったというか なんでこの本借りたんだっけ? みたいな感じであんまり読む気なかったのだが 読めば引き込まれる引き込まれる oshoのことは大分前から知ってたけど 今こそわかるその貴重さ 禅を現代人の人生にフィットするように 伝えることができるのだoshoは そのパッションと強烈さでもって 生と死と愛と瞑想の真理を説く 講話の記録 特に今の私に響いたのは 生(人生)は 私が何かを
2023年3月14日(火) カウンセリングのせいなのか 不満がこころの表面に浮上してきてしまい 辛くて仕事を休んだ 昼近くまでベッドのなかで カウンセラーへのメッセージを書く それからやっと起き出して 外にブランチを食べに行った いつもより長居して カフェラテ飲みながら oshoの本を読み耽った 午後はいい天気だったので 自転車で砧公園へ 陽の当たるベンチでまた読書 oshoの本、まったく期待してなかったけど めちゃ響いている 2,3時間そこにいただろうか 陽も傾き始
2023年3月3日(金) 今日はひなまつり おんなの子の日 もうお嫁に行ったから 実家のお雛さまも眠ってる 父母も歳をとり もうお雛さまを飾ることもない 私は 今は誰のために生きるのか 見つけられないでいる 自分のために生きているはずなのに 実際それはなかなか難しいと思う 愛を忘れたカナリア 夜、NHKで石原慎太郎と裕次郎の アナザーストーリーを観た 2人の対称的な兄弟は 互いが時に光となり陰となり 太陽となり月となり 盛者必衰の理ありで生き様を呈する そう、万事塞翁
2023年2月24日(金) 読了。 久しぶりの沢木の旅もの長編も やはり素晴らしかった! 旅が終わってしまうのが惜しくて でも旅の行方が気になって 結局あっというまに読み終わってしまった 長い時間をかけ西川から話を聞き まとめ上げるのに何十年もかけた文章には 密偵としての旅の足取りに加えて 西川の人間性と仏教的人生哲学が そしてそこから透ける沢木自身のそれが 削ぎ落とされた文体で詰め込まれている 西川の口調を思わせるような朴訥さと そこはかとないあたたかみ この本が出る
2023年2月1日(水) お釈迦様の弟子が瞑想中に 毒蛇が現れた 彼は、お釈迦様なら多分こうするだろうと考え 瞑想を続けたところ 毒蛇にかまれて死んでしまったという話 人生も同じで、考えるな、 考えは過去のデータとの 照らし合わせにしかすぎないのだから いまを生きるなら考えるな という教訓 (阿部敏朗の「いまここ塾」より) そういえば AIはまさに過去のデータの集大成だから これからは AIに考えることを任せて 人間はまさにいまを生きることに 専念できるようになるのかも
2022年11月15日(火) ポイントポイントポイントが 返ってくるよ だから今日はお買い物 買い物カゴに入れていた あんなものやこんなもの ワインにサプリに化粧品 ここぞとばかりにポチッとなー 蕎麦通の訳がSoba-doriになってるとな! 誤訳、申し訳ございませんでした AIじゃないんだし そりゃヒューマンエラーだって あるってものよ でもクライアントの担当者には 同情する 寒くなって 夜のウォーキングをさぼってるけど 思考はほんとうの自分ではないと 読んでる本に書
2022年11月8日(火) それは平凡な一日の始まり いつもと変わらぬ火曜日 仕事もそろそろ終わる頃 月が欠けだした ベランダにお気に入りの椅子を出し スパワ片手に厚着して 見上げる空に 赤い月 そうこうするうちに 人類の初めて見るスペクタクルが始まる ダイヤモンドのように輝く 小さな小さな天王星が 大きすぎる月に吸い込まれて消えた ほどなくして 月が光を取り戻し始める 思わず笑いと涙が一緒になって カメラはぶれる 極細の指輪が月の左側から 次第にハーフムーンの形に
マジックアワーが見たくて ときどき仕事を抜け出して 河原へ行くんだ 一日とて同じ夕焼け空はない 何度見ても飽きることのない あと何回見られるかな 河原でおーいと呼んでみる 遠くで犬がこたえてくれる 空耳かそれとも現実か 遠くに見える富士山の 右肩は少しだけ下がってる 地球のにきび跡に 白い雪が積もる季節 手前の大きな観覧車に 今日も灯りがともる 爆音で音楽聴きながら 臭い河になにかを捨てる 全員に嫌われても 1人に深く愛されていればいいなんて 若い頃は強気だったね