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『WAVES』:感想編
(サークルメンバー向け記事・サンプルとして年内一般公開中)
ハイ!観られた方どうでした?
Twitterとか見ると「けっこうキツかったー」なんて声も多いみたいですよね。
僕は、オープニングクレジットの間ずっとカメラがぐるぐる回ってて、ちょっと酔っちゃったのがキツかったっていうのもありますけど(笑)、確かに前半のお兄ちゃんがどんどん詰んでく展開はキツいなぁって思いながら観てました。
歳を取って振り返ってみる立場になると、「あぁ、それ間違ってるな、やらかしちゃってんな。」って解るんですけど、その渦中にいるとホントにいっぱいいっぱいになっちゃうのが若さのツラいとこですよね。それはイケメンでもマッチョでもまぁまぁのお金持ちでもツラいもんはツラいんですね。で、それが愛ゆえのツラさであり過ちであったならまだ、腹にも落ちるんだけど、今回お兄ちゃんがやらかしたことの原因って、“執着”なんだと思うんです。“執着”ってホントに人を狂わせちゃうから怖いんだよなぁって思いながら前半観てました。
後半の妹ちゃんパート、映画の半分で主人公が交代したかのような、面白いバランスのお話でしたよね。僕は途中まで「あれっ!?エピローグにしては長いな、長いな」って思ってたんですけど、むしろこの妹ちゃんパートがこの作品の本編なんだって思い付いてからは、前半と対照的な、後半の静かでゆっくりな語り口がとても上品だなって感心しました。
彼氏君(ルーカスヘッジズ、売れてるなぁ…そして毎度イイ仕事してる!)の父親がいよいよ癌でヤバイって時に、「会わないと後悔するから行こうよ」って話になったじゃないですか。僕、あそこが一番グッと来ちゃいましたねー。
自分ならどうします?
僕は、一瞬考えはするけど、「行こう」とまでは言わないだろうなぁ…
行く必要がないじゃないですか。彼氏君が行きたそうだったならともかく。彼氏君本人が行くつもりなかったんだから、妹ちゃんの「行こうよ」は、なんなら「余計なお世話」だったかもしれなかったわけです。でも、行ってみたら、むっちゃ良かったですもんね。僕そこにグッと来ちゃった。
だって、最近の現実の世の中って、余計な人がホントに余計なお世話ばっかりして、そのせいで大事な人同士が手を差し伸べたり手を繋いだりすることが、ムダに難しくなってると思うからです。
僕はですね、この『WAVES』って映画、「それでも人と繋がることを諦めずに許していく話」だなぁって思いましたねー。だからこの映画、4月から公開延期になったんですけど、僕は遅れて今観ることができて良かったなと思います。
あなたはどう観ましたか?お兄ちゃんのこと、妹ちゃんのこと、彼氏君のこと、あとお父さんとお母さんの関係性についてとか、作品全体についてでも、何でも。よかったら気軽にコメント欄に書き込んでみてくださいねー。