『TENET』:感想編
ハイ!観られた方、どうでした?
僕的には、「フツーに面白かった!!」っていう感じですね。アバンからタイトルの流れなんか、カッチョ良ィ〜〜〜!!って、引き込まれましたしね。
時間軸をあーしてこーして頑張りましたッ!っていう作り込みについては、その分かり難さがストレスになることはなかった分、その構造の工夫について「スゲー!!」と思うほどでもなかったです。だから「フツーに面白かった」って感じでしょうか。
サム・メンデスの『1917』も「ワンカット頑張りましたッ!」っていう作り込みが記憶に新しいですけども、予算規模とか派手なCGとか豪華出演者とかじゃなくて、「工夫で観客ビビらせたるぞッ」っていう映画はやっぱイイですね。
ヒロインのエリザベス・デビッキ、美しかったですねー。
僕はこのヒロインについてのクライマックスのくだりが良かったです。ケネスブラナーをパチコーンってやって、ケネスブラナー船から落ちざまに首ポキーンってなって、首ぷらーんってなりながら海にバシャーンって落ちるの。最高でしたね・・・。
なんで待てなかったんだ!世界が消滅するかもしれん局面だったんだぞ!!って行動だったんだけど、「だって・・・どうしてもムカッって来ちゃったから・・・。」って。エーーーッ!???って、なりましたよね。
でも、「船から海に飛び込んだ自由な女」の正体について、その伏線とオチの一点でもって、僕は『TENET』、好きな作品になりました。
男たちが大勢で、小難しいリクツの中をドンパチドンパチやってる横で、ヒロインが見せてくれた結末は爽快で美しかったですよね。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?