第106回 鑑定士と顔のない依頼人 (2013年 イタリア) 予想外の展開!
たまたま借りてみたDVDが予想を遥かに上回わり面白かった。
地味な内容に地味なキャスト。期待は出来なかったのだが、そこは私が浅はかでした。
極上のミステリーに対して大変失礼致しました。
物語は大変有名な美術鑑定士が屋敷にある美術品を鑑定し、競売にかけてほしいと依頼を受ける。しかし、依頼主は鑑定士に会おうとせず、顔を見せない。鑑定士は謎の依頼主の顔を見てやろうとこっそり屋敷の物陰に隠れる。現れたのは美人。彼は彼女にハマってしまう。
だが、なんだかおかしい。
鑑定士は依頼主の彼女を好きになり、心を許すのだが・・・
その後の展開は予想を遥かに超えて、観客を作品に引き摺り込む。
上質なミステリーに仕上がっている。
素晴らしい。
★★★★☆ 4.5点
次回、第107回は 同じく見事に騙された!で共通の「理由」をピックアップ❗️