Cineman

漢字も読めぬ幼き頃から洋画(SWエピソードⅣ)を見始め今日まで多くの映画と出会いました。私の感想は独断と偏見も大いに入り混じっています。私と全く違う感想の方もいるでしょうが、そこはご勘弁ください。また私の感想を参考にDVDレンタルされた方、よかったらご感想をお聞かせください。

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最近の記事

第120回 「ナイト&デイ』2010年アメリカ 大スター2人が久しぶりの共演

この2人が「バニラ・スカイ」以来の共演を果たしたアクションコメディ 予告で観ると面白そうだったが、実際にみると派手なトムやりたい放題作品なだけで、面白くない。 途中からキャメロンまですご腕の殺し屋みたいになっていたが、まるでマンガの世界。 一度しか観ていないが、もしかして、もう一度観れば作品の面白さがわかってくるのだろうか? 機会があれば再度鑑賞してみよう。 それまでは ★★☆ 2.8点 次回、第121回は 今度は文句なしの面白さ。スパイ、殺し屋の代表作品「ボ

    • 第119回 マスク (1994年アメリカ) くだらない、だけど、面白い!

      ジム・キャリーというコメディアンをこの作品ではじめてみた。 本作以前から少し売れ始めていたのは知っていたが、この人はすごい! 顔芸が凄すぎる。 このマスクのようにメイクして誤魔化しもできるのだが、ほぼ素顔と言わんばかりに表情を豊かに表している。 そもそもそこそこの男前であるジム・キャリーはこの作品より随分前に大好きなダーティー・ハリー5にイカれた男で出演していたことをよく覚えている。マスクを見た時「あのイカ野郎だ!」と即思い出したほどだ。 しかし、ダーティーハリー5

      • 第118回 アイアンマン (2008年 アメリカ) 記念すべき壮大な大作の第一作。ここから伝説は始まった。

        マーベルがX-MENの次にはじめたヒーローシリーズの第一作。 ここからアベンジャーズシリーズへつながる壮大な大作シリーズが始まった。 演技派人気俳優のロバート・ダウニー・ジュニアがなんとコスチュームを着てる。そこにまず驚いた。 そして、のちにアベンジャーズエンドゲームまで続く大きな物語となるとは夢にも思わなかった。 普通の人間だからヒーローといっても面白い。 のちに出てくるヒーロー達と違い、生身の普通の人間。 だから、悪役も普通の人間。 ジェフ・ブリッジス扮する

        • 第117回 シェフ 三つ星フードトラック始めました (2014年 アメリカ) アイアンマンの監督が主演の美味しい映画

          マーベル1の人気キャラ「アイアンマン」シリーズの監督兼出演のジョン・ファヴローがアイアンマンのスタッフ、キャスト作り上げたグルメコメディ作品。 観ていてとても心地よく、ハッピーになれる作品。 まず驚いたのは、この監督兼主演のジョン・ファヴローがこの作品より前にアイアンマンの監督をしていたこと。これに驚いた。主演していたことは承知していたが、監督とは恐れ入った。 その彼が、アイアンマンのロバート・ダウニー・ジュニアやブラック・ウィドウのスカーレット・ヨハンソンとコメディ作

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          第116回 沈黙の戦艦 (1992年 アメリカ) 強すぎる主役

          これまで肉体派の刑事や殺し屋キャラクターは数多くいるが、このセガールほどの強さのヒーローは存在しなかった。 もと特殊部隊の兵士だが、いまはコック。  その設定は良いのだが、この元兵士のコックがあまりにも強すぎて笑ってしまうくらい。 トミー・リー・ジョーンズ扮するテロリストのボスが悪く常軌を逸しているのだが、その彼のことを少し可哀想と同情してしまうくらい主役のライバックが強すぎる。 おそろしく強いヒーローだが、完璧すぎて面白みに欠けるのかもしれない。 私個人的にはこの

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          第115回 リーサル・ウェポン(1987年 アメリカ) 刑事映画の代表作!

          この第1作を劇場で見たときの興奮を今でも憶えている。マッドマックス以外のキャラクターが薄くヒット作に恵まれなかったメル・ギブソンがマックス以上の彼自身最高の役柄を演じた。 長髪のメル・ギブソンがカッコ良すぎる! メル演じる主人公マーチン・リッグス刑事。彼はリーサル・ウェポン(究極兵器)と言われる。まさにその通りで、観客は決してスーパーマンでない生身の最終兵器のアクションに目が釘付けとなった。 私が最も好きなシーンは、相棒の黒人ベテラン刑事マータフが知り合いに会いに岬の別

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          第114回 バッド・ボーイズ (1995年 アメリカ) 人気シリーズの記念すべき第1作目

          25年経過した2020年の今年、この最新作を見る機会があった。第1作がこんなにも昔の作品だった、このシリーズはこんなにも歴史があったのか?と改めて驚かされた。 黒人刑事のコンビは当時珍しかった。白人と黒人のコンビはお馴染みだが、当時は新鮮だった。 破茶滅茶な行動にワクワクさせられた。日本では「あぶない刑事」という刑事ものがあったが、これに引けをとらない。ちなみにあぶない刑事のモデルはアメリカのドラマ「マイアミ・バイス」だと私は予想するが、マイアミ・バイスの黒人刑事コンビに

          第114回 バッド・ボーイズ (1995年 アメリカ) 人気シリーズの記念すべき第1作目

          第113回 あぶない刑事 (1987年 日本) 日本一カッコいい刑事!

          当時、大ヒットしたドラマが映画に進出。あぶ刑事の二人タカとユージが画面狭しと暴れまくる。 このポスターでもわかるようにカッコ良すぎる! 私はユージ派だ。 軽快な身のこなしと同じく軽快なマウスパフォーマンス。これが当時お洒落だった。 命をかけた犯人とのやりとりの結果、お互いを手錠で繋がられ身動きが取れなくなったタカとユージが踊りながら署に戻ってくるシーンは名場面といえよう。 浅野温子の真山薫、仲村トオルの若い刑事。このチームが笑いもアクションも魅せる! 日本刑事ドラ

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          第112回 踊る大捜査線THE MOVIE 湾岸署史上最悪の3日間!  コメディジャンルだけど、泣ける名作

          日本映画界に名を残した名作。 サラリーマン刑事という変わった角度から刑事ドラマを作り上げた脚本家、監督、スタッフ、キャスト。それまでの刑事ドラマを大きく覆した本作が映画化された。のちに数作が撮られ、スピンオフ作品もヒットした。 主演の織田裕二のもっとも有名なキャラクター青島刑事とベテラン刑事いかりや長介演じる和久刑事のコンビは名コンビとして過去の刑事ドラマのコンビに引けを取らない輝きを放った。 そして、キャリア組の柳葉敏郎との身分違いの友情。 普段、気の抜けたストーリ

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          第111回 アマルフィ女神の報酬 (2009年 日本) 織田裕二もう一人の名キャラクター誕生!

          織田裕二と言えば踊る大捜査線の青島刑事が有名だが、この作品で彼の代表的なキャラクターが誕生した。 本作の主役、外交官の黒田でる。 彼は普通の外交官ではない。日本人に向けて危害を及ぼす者から邦人を助けてる影の存在。各国の言語に精通し頭脳明晰。しかも格闘も得意とする便りになる男。青島刑事とは全く正反対のキャラクターで、過去が謎のミステリアスな男。 その彼が訪れたのはイタリア。政治家を陰で警護する為送り込まれてきたが、そこで事件に巻き込まれる。 天海祐希演じる母と娘は誘拐犯

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          第110回 犯人に告ぐ (2007年 日本) 緊迫感がたまらない

          ベストセラー小説の映画化。 長髪で無精髭の刑事(豊川悦司)がテレビの報道番組に生出演し、犯人に語りかける、挑発する。これが斬新であった。 テレビカメラを通じておそらくテレビを観ているであろう犯人(バッドマン)に語りかけるシーン。「バッドマンよ今夜は震えて眠れ!」と犯人に告ぐ刑事豊川悦司がカッコ良い! 背が高く、シュッとしていたらむさ苦しい出立でもカッコ良いものだと嫉妬さえしてしまう。 また、犯人を探し当てるシーンも大好きだ。 いまではすっかり有名になった柄本佑が犯人

          第110回 犯人に告ぐ (2007年 日本) 緊迫感がたまらない

          第109回 ジャッジ (2014年 日本) ラヂオの時間以来のコメディ名作誕生!

          豪華俳優陣でおくる世界CM大賞を舞台にした広告代理店マンのドタバタ劇 出演者が皆バカを気持ちよく演じている。 主役の妻夫木は上司(豊川悦司)の無茶な横槍で妥協に妥協を重ねて作ったカップ麺のCMが最悪の評価。 キツネが出ているのにスポンサーの意向によりネコと注意書きを入れることに。 これ、最悪の中の最悪。最上の最悪。 しかし、最高に面白い! 最低の上司がまた無茶を妻夫木に押し付ける。サンタモニカCM祭でCM大賞を審査してこいと。 カンヌには大手広告代理店のCMプラ

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          第108回 SKOOP! (2016年 日本) 福山初の汚れ役

          日本一のモテ男福山雅治が初の汚れ役に挑んだ異色作。 いつも週刊誌のカメラマンに追われる福山雅治が追われる側から追う側で挑む意欲作。 やり手のカメラマン都城(福山雅治)に新しく若い女性のアシスタント行川(二階堂ふみ)がついた。 この二人に加え、いつも味方になり陰で支えてくれる元ボクサーの情報屋チャラ源(リリー・フランキー) 都城と行川コンビは次第に互いを大切な人と自覚することとなり結ばれる。さらに大きな事件をスクープし、未来が開けるところだったが、運命は二人を放っておか

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          第107回 理由 (1995年 アメリカ) 見事だまされた!

          無実の罪により死刑囚となった黒人青年。その青年の祖母から「孫を助けてほしい」と頼まれ死刑反対論者の大学教授が、その青年の無実を裁判で勝ち取れるかを描く。 名優ショーン・コネリーが青年の無実を勝ち取ることを目標に事件の全貌を調べ始める。 調べれば調べるほど青年は不当に罪を着せられ死刑には値しないことを教授は知っていく。 青年は以前にも警察に逮捕され、酷い扱いを受けた経験がある。その時の担当検事は教授の今の妻。無実の青年に対し自責の念を抱える彼女は夫の教授に青年を助けてほし

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          第106回 鑑定士と顔のない依頼人 (2013年 イタリア) 予想外の展開!

          たまたま借りてみたDVDが予想を遥かに上回わり面白かった。 地味な内容に地味なキャスト。期待は出来なかったのだが、そこは私が浅はかでした。 極上のミステリーに対して大変失礼致しました。 物語は大変有名な美術鑑定士が屋敷にある美術品を鑑定し、競売にかけてほしいと依頼を受ける。しかし、依頼主は鑑定士に会おうとせず、顔を見せない。鑑定士は謎の依頼主の顔を見てやろうとこっそり屋敷の物陰に隠れる。現れたのは美人。彼は彼女にハマってしまう。 だが、なんだかおかしい。 鑑定士は依

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          第105回 パイレーツ・オブ・カリビアン/狙われた海賊たち (2003年 アメリカ) 大ヒットシリーズの記念すべき第一作

          ジョニー・デップがスターから大スターへと頂点を極めた作品。 海賊が主役の本作。設定は面白いのだが、私個人としてはこの作品の何が面白いのかよくわからない。 とりあえず、全作鑑賞しているのだが、やはり、この作品の魅力が感じられない。 皆はこの作品のどこが好きなのだろう? 人知を超えた化け物が出てくるからか? ジョニーがカッコイイ?からか? ストーリー展開が魅力なのか? スター・ウォーズのようなサーガを感じているからか? 申し訳ないが、本作の良さがわからない ★★

          第105回 パイレーツ・オブ・カリビアン/狙われた海賊たち (2003年 アメリカ) 大ヒットシリーズの記念すべき第一作