第20回 バーン・アフター・リーディング (2008年 アメリカ) 超豪華な俳優陣を贅沢にバカにしてみました。
こんな豪華俳優陣をそろえて、皆バカばっか!というのが面白い。^_^
(アカデミー主演女優賞 1名、アカデミー助演男優賞3名、アカデミー助演女優賞1名、アカデミー監督賞1名)とアカデミー賞受賞者の同窓会かはたまた罰ゲームの一環かというくらい名優ぞろい!
実はDVD発売直後、本作品を観たのだが、その時は「これだけの大スターを集めてくだらなく、つまらない作品をよくも作ったものだ!」とバカにしていた。
このコロナでの外出自粛がなければ、そのままこの作品に対する評価も最低であっただろう。
しかし、この度ゆっくり見直してみると、結構面白い。
以前と変わらず豪華俳優陣をこんなバカなコメディー映画で共演させるのか⁉️という率直な感想は変わらないが、なかなか良くできたおバカ作品なのだ。
フランシス・マクドーマンドは日本にもよくいそうな自分勝手なアホなオバハン。
その彼女とCIAを脅し、金をせびろうとする勤務するジムの同僚ブラピ。このブラピがバカなんだ。こんなかっこ悪いブラピ見たことない^_^ 死に方もカッコ悪いんだ(-_-)
そのブラピをあやまって打ち殺してしまう財務省の元シークレットサービスであり、変態の男前ジョージ・クルーニー
そのジョージの浮気相手の旦那、CIAの職を窓際行きが嫌で辞めたジョン・マルコビッチ。
全てはCIAを辞めたこの男オズボーンが途中まで書いている自伝のCDをスポーツジムでブラピ演じるチャドが拾ったところから始まる。
同じジムの同僚フランシス演じるリンダは全身整形の手術代目当てにチャドと二人でオズボーンを恐喝。しかし、結局金にならず、次にそのCIAの秘密文書?を持ち込んだのはロシア大使館。
と話は大きくなっていくが、所詮そのCDはただの駄作な文章。
そのありもしないCIAの秘密文章からはじまるドタバタ劇。
途中とラストに出てくるCIAの上官がJ・k・シモンズなのだが、この人がちゃんと笑いをとってくれる。いや、皆んながボケてるので、この人がツッコミかな?ボケとツッコミが成立してまるでコントを観ているようである。
最後に
本作を今後観る方に
ぜひ、エンディングロールまでご覧頂きたい。エンディング曲がとても面白い。
「CIAマン」というタイトルの歌なのか?CIAを最後までバカにしたこの作品の〆の曲なんだが、歌詞も曲も最高!
★★★☆ 3.5点
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