
第95回 フェイス・オフ (1997年 アメリカ) ジョン・ウー監督ハリウッド進出第2作目
ジョン・ウー監督のいつもの演出がハリウッドでも活用。
そのお約束の演出、一つはハト。
やはり本作でもハトが出てきた。
もう一つは向き合っての撃ち合い。
これも香港時代と変わらず。
この二つの演出はハリウッド進出第一弾のバンダム主演「ハードターゲット」でも行われており、この後の作品トム・クルーズの「Mi-2」でも同じく多用されてる。
このお約束演出でホッとする。
本作は悪党のニコラス・ケイジと刑事のジョン・トラボルタが全身整形で入れ替わる物語。
奇抜な内容で少々無理があるが、そこはジョン・ウーの派手なアクションシーンの連続でうまく誤魔化している。
二人のスターが善人になったり、悪党になったり、反する演技が求められるが上手く演じきれているように思える。
私はすごい好きな作品。
★★★★☆ 4.2点
次回第96回は本作同様ニコラス・ケイジ主演の「ザ・ロック」をピックアップ❗️