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第119回 マスク (1994年アメリカ) くだらない、だけど、面白い!
ジム・キャリーというコメディアンをこの作品ではじめてみた。
本作以前から少し売れ始めていたのは知っていたが、この人はすごい!
顔芸が凄すぎる。
このマスクのようにメイクして誤魔化しもできるのだが、ほぼ素顔と言わんばかりに表情を豊かに表している。
そもそもそこそこの男前であるジム・キャリーはこの作品より随分前に大好きなダーティー・ハリー5にイカれた男で出演していたことをよく覚えている。マスクを見た時「あのイカ野郎だ!」と即思い出したほどだ。
しかし、ダーティーハリー5の時とは違い、この作品では主役として輝いていた。
この人以外にこのマスクは演じられなかっただろう。事実、次回作はキャストも変わり大失敗している。
この作品は頻繁に当時の人を驚かせ、笑わせる要素をおさえていた。絶妙なタイミングでCGを駆使し、とことん笑わせにくる。
子供の時によくテレビで見ていたアメリカのアニメ「トムとジェリー」を実写でやってるみたいだ。実際にネタをパクっているとも思えるシーンが連発している。
でも良い。笑えるのだ。
そして、この作品のもう一つの大きなヒット要素。それは当時無名だったキャメロン・ディアスをヒロインに抜擢し、彼女の魅力を全力で出し切ったところだ。
とにかく美しかった。そして、時々みせる純な笑顔が可愛かった。
当時はこの作品を劇場で3回も観たほど好きだった。
★★★★☆ 4.2点
次回、第120回は有名になったキャメロン・ディアスが大スタートム・クルーズと組んだアクション作品「ナイト&デイ」をピックアップ❗️