VR・ARアート展と不思議の国のアリス
ルイス・キャロルが1865年に出版した「不思議の国のアリス」の不思議な世界は、今も多くの人に愛されています。「不思議の国のアリス」は、VRと深いつながりがあります。VRの父・サザーランドは、1965年の論文「究極のディスプレイ」でVRを「不思議の国のアリス」に例えて説明しています。
「不思議の国のアリス」は、地下世界での冒険を描いています。VR・ARアートは、地下歩行空間を楽しい場所にしていきます。アリスの世界では、キノコは魔法を象徴しています。アリスはキノコをかじって身体を大きくしたり小さくしたりします。VR・ARアートも、魔法のようにワクワクする世界を再現します。
VRアートを楽しむ会は、キノコの菌糸体のように多彩なものをつなぐ自在なネットワークになることを目指しています。VR・ARアートで人をつなぎ、街をつないでいきます。
チカホ北2条広場の「VR・ARアート展」会場には、東シロ子さん制作のARアート作品「不思議の国のアリス」を展示しています。QRコードをスマホで読み込むと、会場でARアート作品を立体的に再現できます。近づいたり、向こう側から見ることもできます。