【映画祭の今】オンライン上映とハイブリッドで過去最高本数に!京都ヒストリカ国際映画祭2020
ここ数年東京国際映画祭と連携し、同時期に京都で開催されている国際映画祭がある。世界で唯一歴史映画にフォーカスした京都ヒストリカ国際映画祭。今年で12回を数える同映画祭は、撮影所のある京都ならではの人材育成も大きな目的となっている。
世界の歴史映画にフォーカスする、ヒストリカ・フォーカスは日本初上映作品ばかりの貴重な部門。歴史映画といえば、スペクタクルとか、史実をもとにした感動ストーリーを思い浮かべそうだが、そこはプログラミングを担当する高橋さんの目利きで、ひねりのある新しいタイプの歴史映画を毎回ラインナップしてくる。ファンタジー系、ホラー系、一筋縄ではいかないような歴史映画を、例年ならゲストを交えて上映するところ、今年は上映後のオンラインQAや、オンライン配信で日本全国から見ることができる。
オンラインだけのプログラムは、東京国際映画祭のヒーロー特集に対し、「スーパーヒーロー前史 子ども時代劇エボリューション」と題して今の戦隊ヒーローものが誕生する前の子ども向け時代劇を大特集。日頃配信されない特別コンテンツ、例えば『笛吹童子』『里見八犬傳』『紅孔雀』『百面童子』『快傑黒頭巾』などもお得なパックで配信中だ。日頃は京都が遠くていけないみなさんも、ぜひ一度体験してほしい!
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