「鶏小屋作り①整地&基礎づくり」シネマアミーゴの庭先養鶏 #4
前回でひなの届く日程が決まったことで次は小屋作り。
この記事では整地をして基礎を作るまでをダイジェスト。
まずは整地
今回鶏小屋をつくるのはCINEMA AMIGOと隣接する空き地の境。
南に開けて、風通しが良いところがいいそうなので絶妙な場所が見つかった。
蔦や木の根っこだらけのちょっと丘になっている場を整地してゆく。
スコップを使って掘っていったのだけれども太い木の根などがあるとなかなか進まない。
ミミズがうじゃうじゃ出てきた。
「鶏の餌にできないのをもったいないな」とすでに「餌」として見てしまう自分がいる。
そして意外と出てくる自然分解されないゴミたち。
最近ではみない飴のつつみがあったりした。
プラスチックは分解されずに環境に残って蓄積されてゆくことがよくわかる。
エネルギー的にはエコバック50回使わないとレジ袋よりもCO2を出す云々と擁護にはいる言説を見かける。
そこよりも環境中に出た時に分解されないことにフォーカスした方がいいと個人的には思う。
記事を公開した2021/2/7現在CINEMA AMIGOでは「プラスチックの海」を公開中。
海洋プラスチックの問題を描いたドキュメンタリーなのでご興味のある方はぜひ。
鶏小屋を作ろうと思う面積分くらいの平な地面ができた。
根っこが深いので伐採した木の根っこはとりあえずそのまま。
午前中の2時間くらいでここまで。
基礎を埋める
基礎はいたちや狸などの外敵が掘って入ってこない様にコンクリブロックなどを埋めるといいそうだ。
実家が屋根を吹き替えた時に出た瓦が大量にあったのでそれを利用を試みた。
簡単そうにやっている記事をみたのだけれども水平をとるのがなかなか難しい。
多少できる隙間が動物の侵入口になるのではと不安になってしまった。
この日は諦めて作戦を変更してブロックで基礎を作ることにした。
ホームセンターにブロックを買いにいくとクワが3000円くらいで売っていたので衝動買い。
サクサク掘れてかなり作業効率が上がった。
スコップで切れない木の根っこはナタをつかったりとかなり手間取っていたので買って大正解。
放置していたいた木の根っこを掘り出すのにも大活躍。
これをスコップでやってたら諦めて鶏小屋に組み込んでいたかもしれない。
なかなかの量の木の根がでてきた。
地面を叩いて固めつつ水平をとりながらブロックを並べる。
全体的にコンクリの高さの20cm分掘っている。
ここに落ち葉を詰めるだけで発酵床をつくる最低目標の深さは確保できた算段。
とりあえず基礎完了。
本来は上物と繋いで重量を出すためにブロック部分にコンクリを流したり、上物を止めるためのボルトを埋め込んだ方がいいらしい。
今回作る小屋そのものがまあまあ重量が出そうなのでそこまではやらなかった。
外敵を確実に掘らせないためには50cmくらいステンレス版などを埋めた方がいいという話もある。
もしかすると台風で上物が吹っ飛んだり、雨で水平がガタガタになっったり、コンクリの下まで外敵に床を掘られてしまうかもしれない。
色々不安がないわけではないけれどもその時はその時とこのままで上物に取り掛かることにした。
使った道具メモ
・水平器(+全体の水平見れるように真っ直ぐな長い角材)
・スコップ
・ナタ(クワがあればいらない)
・クワ
次は上物の木工と塗装作業のダイジェスト。