「鶏小屋作り②材料切り出し&塗装」シネマアミーゴの庭先養鶏 #5
前回の記事の整地と基礎を完成させました。
今回の記事では上物を作るための材料切り出しと塗装作業をダイジェストします。
デザインする上で気をつけたことなども書いてあります。
材料の長さと数を計算
今回の木材はシネマキャラバンの現場で出た廃材を使う。
ちょうどインゴ角 (≒ 45mm角)と2×4(45mm×90mm)の長材が出てきた。
材料で取れる長さを測りながらざっと小屋の形を書いた。
こちらはかなり適当なので見せるのが恥ずかしいくらいの簡単な図面。
図面というよりも覚書に近いものですね。
デザインする上で意識したこと
:屋根は2尺勾配(10cmごとに2cm高くなる角度)
このエリアだとそのくらいの傾斜でOKらしい
:ニワトリの目の高さまで目隠し。
猫やら狸やらの外敵が見えるとそれだけでストレスになって卵を産まなくなったりするそう。
理想は60cmくらいあるといいようだけれども材料の関係で今回は30cmくらい。
:扉は上びらき
今回の材料が重めなのでドアタイプだと壊れやすそう。
なので上にぶら下げてつっかえ棒で支える方式の扉にした。
:入り口は自分の身長くらいの高さ
作業のしやすさ優先で高めの天井。
台風対策で低い方がいいという人もいる。
材料の切り出し
図面から材料の長さと数を出して切ってゆく。
作業風景は撮れなかったけれども切るのには卓上丸ノコ使いました。
廃材を使っているのでこの前段階でビスを抜いたり、腐っているとこを切り落としたりしています。
切った時のバリやカビなどは紙やすりでざっと落としてあります。
塗装
塗装なしで鶏小屋を作っている人も多い。
自分は長持ちさせたい&見栄えのために塗装することにした。
使用したのは自然塗料のOSMO。
これは子どものおもちゃ等にも使われている塗料で安全性は高いけれども少しお高め。
小屋作りに子どもを参加させたかったので安心を選びました。
塗るだけなら4歳児でも参加可能。
自然塗料なので土との接面が防腐剤よりも腐りやすいかもしれないけれどもDIYの楽しさ共有優先。
ということで切り出し&塗装作業完了。
わかりやすいかと思いセクションごとに記事を分けていますが実際には整地、基礎作り、材料の切り出し、塗装は同時並行でやっています。
普通は先にちゃんと図面を書いた方がいいと思います。
使った道具メモ
・さしがね(直角定規も代用可)
・メジャー
・卓上丸ノコ(手ノコでも出来ないこともない。垂直に切ったり斜めカットはこれがあるとないとで正確さと作業効率がかなり変わる)
・紙やすり(#120を使用)
・鉛筆(切る場所印つけるのに)
・刷毛
・バインダー(図面を挟んでおくのにあると風で飛んでかない)
卓上丸ノコあたりからある程度DIYをやる人じゃないと持ってない道具。
カットはホームセンターでやってもらってしまうのも一案かと。
次は組み立てから完成までです。