vol.0〜vol.3 1980年代ミニシアターからその周辺
vol.0:あなたの映画の思い出を呼び覚ます
Instagramで好評だったので、
シネコヤの本棚にある「懐かしのパンフレット」を紹介していこうと思います。思わず手にとってしまうような、あの頃の、あの映画のパンフレット。
https://www.instagram.com/cinekoya/
そんなあなたの映画の思い出を呼び覚ます、
パンフレットがたくさんあります。
「シネコヤ本棚 懐かしのパンフレット」シリーズ、はじまります。
日々の投稿はInstagramベースで、こちらは「まとめ」としてお楽しみください。
vol.1:ミニシアター時代のオシャレパンフ
『オール・アバウト・マイ・マザー』
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先日お客様から、懐かしい映画のタイトルを聞いた。スペイン映画の巨匠、ペドロアルモドバル監督作品、この映画での大ヒットで彼の名前を知った人も多いはず。私もそのひとり。
先月上映をしていた『永遠に僕のもの』の製作も務め、それを観たお客様が、「久々に観たくなっちゃって〜」と言っていた。店内にパンフがあって、その表紙のカッコよさに、打たれる。
ペドロアルモドバル監督観たことない方には、ここから入るのがオススメ!若き日のペネロペ・クルスが妖艶です。(2020/04/05)
vol.2:パンフレットを、配給会社別で並べるのはアリか?
『ギルバート・グレイプ』
『ショコラ』
『サイダーハウス・ルール』
『シッピング・ニュース』
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『ギルバート・グレイプ』 は、ジョニー・デップと、その弟役として、なんと18歳のレオナルド・ディカプリオ。ヒロインは、ジュリエット・ルイス。すごい3人が共演していたんだなと思います。
ディカプリオは、障がいを持った少年の役で、初めて見たときはこの人天才だ!と思いました。「バスケットボールダイヤリーズ」の前だから、本当にスクリーンデビューしたばかりの頃。この頃は、本当にキラキラに光っていたなぁ(笑)
ラッセ・ハルストレム監督の映画は、情景と、人の心の動きがとても丁寧。静かな物語だけど、人の心の中の激しく波立つ部分を見事に描いていて素晴らしいです。
『ショコラ』は、ジョニー・デップ主演。この時のジプシー役、めちゃかっこよかった!公開当時、チョコレート片手に、ジュリエット・ビノシュと一緒にチョコを頬張った記憶があります。だって、スクリーンからチョコの香りがしてくる(気がする)んだもの!
ラッセ・ハルストレム監督の他作品もありました。どれも装丁が綺麗で、質感の良いパンフだなぁ、と思ったら、すべて配給会社は「アスミック・エース」。この頃は、アスミック・エースが良い映画を配給していたな。
パンフレットは、映画配給会社の遍歴を感じますね。パンフラックに、配給会社ごとに並べるのもありかな、
って、ちょっとマニアックか。(2020/04/07)
vol.3:ベリーショートの女の子に憧れた、ナイショの話
『恋する惑星』
『ブエノス・アイレス』
『花様年華』
『マイ・ブルーベリー・ナイツ』
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ウォン・カーワイ監督。今見ても色褪せないどころか、むしろ新しい。映像の美しさと、スタイリッシュさと、音楽と、もう全部好き。
王菲(フェイ・ウォン)がキュートで魅力的すぎて、サントラ買いました。
あんなベリーショートの女の子に憧れて髪を短くしたのは、ナイショです。
そして『恋する惑星』から、ウォン・カーワイ監督特集組んでみました。密かに本棚にウォン・カーワイ監督コーナーあります。監督別で本棚を作るのは、やりたいな。 『天使の涙』もあった気がしたんですが・・まだ全てをデータ化しておらず、見つけられず。この休業期間を使って、所蔵パンフレットデータ化進めています。
あの映画のパンフ、ありますか?
と聞かれた時に、出せるように☺︎(2020/04/10)
シネコヤは、街の中に《本》や《映画》の文化的な空間を残していくことを目指しています。生活の身近なところに、《本》《映画》が与えてくれる豊かな時間を、お届けできたらと思っています。そんなお店の仕組みづくりをしています。