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中学生の息子に負けていた Do me a favor?

「ちょっとお願いがあるんだけど」
というときに、「Do me a favor?」「Can you do me a favor?」とNativeの人が使うときがあります。

この表現、私は学校で習った覚えはありません。
いつの間にか、なんとなく聞き覚えていたような感じで、誰かに
「favor」の入ったセンテンスを言われると、あ、なんか頼まれてるんだなと思ってました。

先日息子に
「何か頼まれるときに、Favor使った言い回しあるけど、正しくはなんて言ってるの?」
と聞いたら
「Do me a favor?でしょ?」
と即答。
「もっと長いセンテンスで言ってない?Do you とか、in favorとかじゃないの?」
と聞くと
息子は「Do me a favor?」だと言います。
私は、ずっとDo you me a favor?だと思ってました。たぶん、Do you mind 〜ing?と混同していたのでしょう。
確か、高校の参考書にあったような気がすると思い、
「新基礎」(昭和の頃の英語参考書です)をめくってみましたが、発見できませんでした。私の世代は、高校でも習ってなかったようです。

息子に、Do me a favor?はいつ習ったの?と聞くと

「中学の時」


がーん。
やっぱり、ジェンジー(ジェネレーションZ)は違いますね。
どうやら中1の教科書に出てきてたようです。
息子は、カナダに留学する前から知っていたんです。

私が中学の時習った英語は、
「I have a pen in my pocket.」
でした。
「Hello, how are you?」「I'm fine, thank you。And you?」の世代です。


まあ、Hello, how are you?はこのあたりでは、結構使います。
逆に、What's up?は聞いたことがないですね。Vancouver Islandだからでしょうか。年齢層にもよるのかなとも思います。(私の周りは、40歳代以上の人がほとんどです)

でもやっぱり、Do you do me favor?って言われてるような気がするので、諦めきれずに同僚に聞いたら、
やっぱり、そのセンテンスは正しくない、
「Can you do me a favor?」
「Could you do me a favor?」
「Do me a favor?」
「Can I ask you a favor?」
と言うと教えてくれました。

タイトル写真は、Dungeness crab。
バンクーバー島でよく捕れるようです。
私にとって蟹と言えば、毛ガニなのですがこの辺では捕れないようです。
息子の誕生祝に、カナダ初、カニの丸茹でを食べました。
留学3年目にして英語が相当上達したのと、高校でも頑張ってる祝です。
いや、褒美かな。
最初は、カナダの学校が楽だーと言っていた息子ですが、
「日本より大変に決まってるでしょ」
というようになりました。
確かにそうでしょう。朝から晩までマシンガントークのNativeに囲まれ、さっぱりわからない専門用語、先住民の文化や社会問題などを勉強している。
私も、頑張っていると認めざるを得ない。(相変わらず、家では毎日ゲームを数時間やっているが)

褒美の蟹、なかなか美味しかったです。
1杯25ドル程度でした。
毛ガニに比べると身が少なく、蟹みそもあまり入っていませんでしたが、茹で汁で作ったスープが絶品でした。

ホタテも絶品でした

ダンジネスクラブ、いつか自分で捕ってみたいです。(カナディアンタイヤで、カニ籠も売っています)

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