LCOSプロジェクターと短焦点プロジェクターについて
LCOS方式(エルコス)プロジェクター
「Liquid Crystal On Silicon」映像を作り出す方法として反射型液晶パネルを使用しています。DLPプロジェクターに似た構造で、ミラーの代わりに液晶の反射型デバイスを使用している点が異なります。
CRTプロジェクター(3管式)
CRTとはブラウン管の事で、赤・緑・青の3つのブラウン管を使用した方式です。スクリーン上で、3色の映像がぴったりと重なり合うように調整することで映像を投影します。現在はほとんど使用されていません。
短焦点プロジェクター
短焦点・超短焦点プロジェクターとは、通常のプロジェクターに比べて投写距離が短くても大きく映すことができる。
プロジェクターの事を指します。種類は様々あり、大口径レンズを使用しているのものやミラー反射で投写距離を縮めている商品もあります。
会議室や教育現場で使用する場合にプレゼンターに光が当たりにくいので、
まぶしくなく、人影の映り込みも防げます。
大口径レンズ型
一般のプロジェクターに比べてレンズのサイズが大きいので、スクリーンなど投影面の近くに置いても大きな画面が映せる。
企業によってもちろん差はありますが、60・80 インチのサイズを投写する距離は平均的に約 1mの商品が多いです。
反射ミラー型
ミラーで光を反射し、内部で投写距離を稼ぐことで、スクリーンに限りなく近づけて投写が可能です。
大口径レンズ型より投写距離がさらに短い商品が多いので、通常のプロジェクターに比べ、投写した映像に物体かぶる事もないので、まぶしくなく、人影の映り込みも防げます。
また、商品によっては床に投写できるタイプや天井に吊るすことの
できるタイプもあるので、限られたスペースを有効活用することができます。