CIMALabo
シーマは映像・音響・情報機器とそれらを組み合わせた 最適なシステムソリューションを提供する会社です。 創業1961 年、半世紀以上受け継がれてきた伝統技術・経験を生かし 最新のシステムを最大限活用し、提案から現場までトータルサポートします。 そんなシーマから生まれたチーム「Cima Labo」 所属メンバーは、人間の「きょうじゅ」と猫の「じょしゅ」 今回は彼らの作ったTechnical DATA をご紹介いたします。
デジタル信号の特徴アナログビデオ信号はRGB信号の明るさを電圧の強弱で伝送して表示させます。 デジタルビデオ信号はRGB信号の明るさをデータで伝送して表示させます。 アナログ信号は電圧で伝送している為、ノイズや減衰が伝送路に乗ってしまうとモニターに表示される映像も乱れますが、デジタル信号の場合はデータで伝送しているのでノイズや減衰によってゼロかイチかの判別が出来なくなれば映像は映りませんし、判別が出来ていればこれらによって映像自体にノイズが乗ることもありません。 デジ
動画ファイル各フレームの静止画の圧縮と時系列の圧縮技法(動きベクトル、フレーム間予測、動き補償など)を組み合わせて行います。通常動画データには同期した音声も付属しているため、動画圧縮のコーデックは音声圧縮用コーデックを統合してパッケージ化されていることが多いです。 エンコード(符号化) 音声や動画などをコーデックを用いて圧縮する事を言います。一部では「エンコ」と略して呼ぶこともあります。一般的にはエンコードするための機器・回路・プログラムをエンコーダと呼ばれています。例え
レーザー光源プロジェクターの特徴 半導体レーザー半導体レーザー(LD)は半導体に電流を流してレーザー発振させる素子です、ダイオードレーザーやレーザーダイオードという名称も良く用いられLDと表記されることも多いです。 ハイブリット光源(レーザー +LED)ハイブリット光源の特徴 光源寿命約 2 万時間を実現。従来のランプとは違いメンテナンスがほぼ不必要で、画質・明るさを長期間キープ可能。非常に少ない発熱のため、冷却の必要がなく、素早い電源のオン / オフが可能。 ラン
実験内容プロジェクターの設置に関して、中でも基本的な3点に絞って、実験を踏まえて解説していきます。 1.画面サイズ 同じ投写距離では大きく投影するのと小さく投影するのでは、小さく投影した方が明るく見えます。 大きい画面、小さい画面というのはプロジェクターのレンズを広角側(大きい画面)にするのか望遠側(小さい画面)にするのかということですが、プロジェクターから発する光の量は同じなので、ホースの水のように口を指で摘めば水の勢いは強くなるということと同じように、レンズを絞れば光
有機EL(有機発光ダイオード)正式には有機発光ダイオードと言いますが、一般的に有機ELという言い方が主流です。海外ではOLEDと呼ばれます。 簡単に言うと、特定の有機物に電圧をかけると、有機物が光る現象のことを指します。約30年前にアメリカで発明・研究され、有機物を非常に薄い層に形成することで、光を得ることに成功しました。 1990年代後半に携帯電話やスマートフォン等の小型ディスプレイへの採用が始まり、2010年代に入り大型化も実現しました。有機EL照明としても活用されていま
ARとは 「AR」とは「Augmented Reality(オーグメンテッド・リアリティ)」の略語です。「VR」は仮想の世界を実現するシステムで、「AR」は現実の風景に情報を重ね合わせて表示する技術です。「現実世界を拡張する」「現実世界を情報強化する」技術であるため、日本語では「拡張現実」と呼ばれます。 VR と AR の違い現実世界を遮断して 3D や 360°撮影可能なカメラで撮影した映像で、擬似的な世界に入り込むのが「VR」 現実世界にディスプレイなどを通して情報を
VRとは「VR」とは「Virtual Reality(バーチャル・リアリティ)」の略語で、日本語では「仮想現実」や「人工現実感」と訳されます。 コンピューターなどによって作られた実際には存在しない人工的な空間をまるで現実に見ているかのように錯覚させる技術。近年ではヘッドマウントディスプレイ(HMD)で体験が可能になり、一般的になりました。医療やゲーム、不動産や教育にも活用されています。 VRヘッドマウントディスプレイ(MHD)とは専用ゴーグルを装着すると、目の前にディスプレ
loT(アイオーティー)とはインターネット回線に接続可能なありとあらゆる「もの」がインターネットにつながる世界です。 インターネットにつながった様々な「もの」を操作したり、センサーなどで情報をフィードバックしたりすることで、新しい価値が生まれます。 センサーとの連携 人工知能(AI)との連携「ビッグデータ」技術の進展で多くの情報を蓄積する事が可能になりました。機械学習をさせるには、 多くの学習データが必要になります。集めたサンプルとなるデータを元に機械が自ら学習していく「
スクリーン設置について視聴環境を考慮してスクリーンの設置を検討します。会議や研修会でスクリーンを使用する場合には、入り口からの人の出入りにも注意を払う必要があります。フロントスクリーンはプロジェクターから投写された光を反射させますが、同時に外光や照明などの有害光も反射させますので、窓の位置や蛍光灯の位置も考慮し有害光を遮断する事で、映像素材の忠実な再現が可能になります。 視聴位置とスクリーンの設置の高さ視聴者の全員が映像を見るためには、スクリーンを設置する高さが重要になり
1.ホワイトマットスクリーンホワイトマットスクリーン(拡散タイプ)は光の拡散に偏りがなく素直な特性をもつ。 有害光がない場合は非常に良好な映像が表現できます。 2.ビーズスクリーンプロジェクターからの投写光が投写された方向に戻る特性を持っています。例えば、床にプロジェクターを設置して観客は座った状態である場合にプロジェクターの光は効率良く観客に反射します。この状態の時に天井からの照明用光がスクリーンに当っている場合、その光は観客側ではなく、天井の照明に向かって反射するため不
ラジオマイク(ワイヤレスマイク)とは電波を使用するワイヤレスマイクを指し、A型ラジオマイク、B型ラジオマイクなど使用する電波の帯域で呼び名が変わります。単にワイヤレスマイクと表記しないのは、ワイヤレスマイクにも赤外線など電波の使わないものもあり、区別するためにラジオマイクとされています。その中でも、A型ラジオマイクは無線局の登録が必要になるため、特定ラジオマイクと呼ばれています。電波を使用するラジオマイクは陸上のみ使用が許されており、海上や上空で使用することは出来ません。また
INDVI- I (Single-link) アナログ/デジタル映像の伝送用端子DVI-IとDVI-Dがあり、DVI-Iはデジタルとアナログ兼用でDsubと互換性がある。DVI-Dはデジタル専用なので、アナログ信号との互換性はない。パソコンの出力端子はDsubが主流となっていたが近年はデジタル化が進みDVI-DやHDMIが主流となっている。 INDVI- I (Dual-link) 【DVI-I】アナログとデジタル兼用。アナログとの互換性があるのでD-subに変換可能。
HDMI2017年1月現在、HDMIはバージョン2.0が最も高い転送レートを持った規格です。4K・60P、HDRに対応し、18Gbpsのスピードがあります。ケーブルには機器の性能に合わせた製品を使う必要があります。2017年以降はHDMI2.1規格が発表され、4K・120P、8K・60Pまで対応し転送レートは48Gになります。HDMIのType Aと呼ばれる事もあります。 コンポーネント/色差アナログ映像の伝送用端子。Y(緑)、Pb/Cb(青)、Pr/Cr(赤)に分かれてお
4K・8K解像度「4K解像度」や「4K」が指す表現は2種類あります。 ■ DCI 4KDCI 4Kは映画制作会社が加盟する団体 Digital Cinema Initiatives(DCI)で定められている4Kです。そのうち、もっとも使用されるアスペクト比で使用されるのが4096×2160です。 ■ 4K UHDTV4K UHDTV(4K UHD)はITUが定めた規格。フルハイビジョン(1080i)の4倍の情報量があります。例えば、現行デジタル放送の4つのチャンネルを使っ
デジタルメディアサーバーデジタルメディアサーバーとは、画像や音声、動画などのデータを記録・蓄積し、ネットワークなどを通じて別の機器から要求に応じて送信・配信するコンピュータ製品のことです。 また、装置やソフトウェアが持つそのような機能をいいます。 家庭などでの一般的なメディアサーバー 一般的には利用者が撮影した写真や映像、購入した音楽、録画したテレビ番組や購入したビデオなどを内蔵のハードディスクなどに蓄積し、外部からLANなどを通じて再生できる機能を持った製品で、単機能サー
LCOS方式(エルコス)プロジェクター「Liquid Crystal On Silicon」映像を作り出す方法として反射型液晶パネルを使用しています。DLPプロジェクターに似た構造で、ミラーの代わりに液晶の反射型デバイスを使用している点が異なります。 CRTプロジェクター(3管式) CRTとはブラウン管の事で、赤・緑・青の3つのブラウン管を使用した方式です。スクリーン上で、3色の映像がぴったりと重なり合うように調整することで映像を投影します。現在はほとんど使用されていません