生き方

僕は物心ついた頃から育った環境に不満や
不安があった
父親はDVで皮肉屋 母親はアル中で愛し方が
下手だった
中学に入ってから家でのストレスが
酷かったから学校では好き放題毎日暴れていた
薬以外の非行は全てしてきた
僕に歯向かう人など学校にはおらず
気に食わない奴は片っ端から虐めたり
登校拒否まで追い込んだ
そんな毎日だった
家に帰って夜1人で考えることがよくあった
眠れない夜を何度過ごしたことか
両親のことをずっと恨んでいた
特に父親は僕が悪さをすると理由もなにも
聞かず頭ごなしに怒鳴り殴られた
父親には勝てない それに恨んでいたが
恐怖という感情が僕を支配していたので
殴り返すこともできなかった
学校で呼び出しされ 家に帰ったあと
3時間以上説教なんてことはザラだった
その度に僕は泣くのだが父親はそんな僕に
「お前はいつもすぐ泣くな、俳優になれるぞ」と皮肉を言っていた
毎日毎日両親の顔色をうかがって
ビクビク過ごす日々
父親の機嫌をとるためにはどうしたらいいのかや母親とケンカにならないようになど
毎日気をつけて生活していた
家では良い子を装い 学校ではそれを
ぶちまけていた
そんな毒親育ちの僕だが
「人を幸せにしたい 優しい世界であるように
」
そう心から思っている
自分が辛い体験を数多くしてきたので
僕のように苦しんでいる人の役にたちたい
生活してても思うことがある
それは人は自分のことしか考えてない人が
大多数だということ
思いやりやモラルに欠けている
僕の生き方は例え自分がマイナスに
なっても人を手助けする
綺麗事と言われても 偽善者だと言われても
僕は今の生き方は変えない
やらない偽善よりやる偽善だ

「俺って人生」の視聴者は「俺だけ」だ
だったら俺が続きを見たくなるような
「物語」じゃないと意味ないだろう？
　　　　　
　　　　　ールパン三世ー