ciho

女の子として生まれて、女の子として成長して、女性として生きる私の染色体はXYでした。 #性分化疾患 #DSD #アンドロゲン不応症 #AIS

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女の子として生まれて、女の子として成長して、女性として生きる私の染色体はXYでした。 #性分化疾患 #DSD #アンドロゲン不応症 #AIS

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質問箱つくってみました

最近、Twitterもnoteもちょこっと見てくれてる人が増えてきたので、ノリと勢いで質問箱をはじめてみました。 DSDsやアンドロゲン不応症について質問やご意見があれば、お気軽にどうぞ。一当事者として、私なりの勉強や気づき、意見などをもとにお答えします。 できる範囲、わかる範囲でなんでも誠実に答えたいと思っています。 ちょっとでも、正しく知ってもらうきっかけになればいいな~☺

    • パリオリンピックのボクシング騒動について思うこと

      パリオリンピックで性分化疾患やアンドロゲン不応症が話題になってから数か月。話題にする人もほぼいなくなって、やっぱりみんな一過性の興味しか持たないよな~と思っていたら、なんか出た。そして微妙に再燃してたね。 ちょっと思ったことをだらだら書き留めとこうと思う。 ※あくまで一当事者としての私の感想ですよ オリンピック中に思ったこと まずはめちゃくちゃ怖かった。 自分の疾患って人に知られると、あんなふうに誹謗中傷されてしまうものなんだって。正直めっちゃ泣いたし、希死念慮めちゃく

      • 最近の私は生きてることがそんなに嫌じゃないかも。 今もしあわせにならなくていいし、死ぬまで生きるだけとは思ってる。それでもしあわせを感じる瞬間もそれなりにある。 無理にしあわせを探したり、なろうとしたりしなくてもいいけど、自然とそう思える瞬間をそのままで受け入れられてる。

        • たまにとてつもなく辛くなる。 こんな身体で生まれたことを自分にも世間にも誰にも肯定されたことないし、周りに比べてできないことが多すぎる。こんな考え方しかできない自分も嫌だ。 小さい頃から当たり前に疾患を含めた自己を理解して、肯定感を高めることがいかに大事だったのか実感する。

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        • パリオリンピックのボクシング騒動について思うこと

        • 最近の私は生きてることがそんなに嫌じゃないかも。 今もしあわせにならなくていいし、死ぬまで生きるだけとは思ってる。それでもしあわせを感じる瞬間もそれなりにある。 無理にしあわせを探したり、なろうとしたりしなくてもいいけど、自然とそう思える瞬間をそのままで受け入れられてる。

        • たまにとてつもなく辛くなる。 こんな身体で生まれたことを自分にも世間にも誰にも肯定されたことないし、周りに比べてできないことが多すぎる。こんな考え方しかできない自分も嫌だ。 小さい頃から当たり前に疾患を含めた自己を理解して、肯定感を高めることがいかに大事だったのか実感する。

          【後編】医療者に自分の疾患を説明するのってめんどくさい

          続きです。 年末に一気に災難が駆け込みで押し寄せてきてツライので書きます。 前編は本厄を信じてなかった私のやらかし災難集です。 ご興味あればどうぞ。 →前編:https://note.com/ciho_dsd/n/n84096487701a 災難その④ はじめて自分で呼んだ救急車と検査三昧な二日間 年の瀬が迫って、今年の勤務も残すところあと2日なあの日。 お昼前…何なら朝から右の下腹部にちょっと違和感がありました。 まあ、そのうち治るだろう~と普通に勤務。 でも夕方く

          【後編】医療者に自分の疾患を説明するのってめんどくさい

          【前編】医療者に自分の疾患を説明するのってめんどくさい

          年末だから(?)久々のノートを書いてみる。 アンドロゲン不応症と直接関係ないけど、ちょっと関係のありそうな話。 そこだけ知りたい方は、【後編】だけ読んでください。 前編は、私のやらかし災難集ですw 厄年って、気の持ちようだよね?が揺らいでるw 平成3年に女性として生まれた私。 そう、2023年は数えで33歳の”本厄”ですね。 知ってたんだよ。そういう日本文化ちゃんと知識としてあるタイプ。 でもね、厄払いとか正直めんどうくさかったんだ~…。 まあ、気の持ちようでしょ😎

          【前編】医療者に自分の疾患を説明するのってめんどくさい

          what am i ? ④アンドロゲン不応症はLGBTQ+に含まれるのが正しいの?

          →what am i ? ③アンドロゲン不応症とDSDs/性分化疾患/インターセックスの続きです。 死ぬほど、間が空いてしまいました…すみません。 前回の振り返り ・性分化疾患、DSDs、インターセックス…呼び方たくさん ・使うべきは、より誤解が生じにくくて、実態に即した名称 ・個人的に、インターセックスに当事者意識は持ちにくい そもそもLGBTQ+ってなんだっけ?【I】との関係性は? LGBTQ+は、性的指向(好きになる性)や出生時に判別された性別と自認する性(性自

          what am i ? ④アンドロゲン不応症はLGBTQ+に含まれるのが正しいの?

          what am i ? ③アンドロゲン不応症とDSDs/性分化疾患/インターセックス

          → what am i ? ②完全型アンドロゲン不応症の私の身体で起きていることの続きです。 書きたいことはいっぱいあるのに、なかなか頭の中でまとまらず、更新に時間がかかってしまいました。ちょっとずつ整理していこうと思います。 前回の振り返り ・アンドロゲン不応症(AIS)の中でも分類がある。 思春期以降に身体の一部がアンドロゲンに反応する「部分型アンドロゲン不応症(PAIS)」 完全にアンドロゲンが作用しない「完全型アンドロゲン不応症(CAIS)」 ・内性器は不完全な

          what am i ? ③アンドロゲン不応症とDSDs/性分化疾患/インターセックス

          what am i ? ②完全型アンドロゲン不応症の私の身体で起きていること

          → what am i ? ①染色体XYでも女性として生まれた私の続きです。 前回のまとめ ・完全型アンドロゲン不応症当事者の女性である私 ・アンドロゲンは男性ホルモンの総称 ・アンドロゲンが作用しないと胎内での発達は女性型のまま生まれてくる アンドロゲン不応症の中でも、さらに細かく分類されます。 アンドロゲン不応症(AIS)には、完全型(CAIS)と部分型(PAIS)があります。 男性ホルモンがほぼ完全に作用することのない完全型(CAIS)と、 男性ホルモンが一部反

          what am i ? ②完全型アンドロゲン不応症の私の身体で起きていること

          what am i ? ①染色体XYでも女性として生まれた私

          01.自己紹介はじめまして、ciho(シホ)と言います。 1991年生まれのいい大人です。 突然ですが… 私は女の子として生まれて、女の子として育ち、女性として生きてきました。 ただ、私の染色体はXYです。 一般的に男性の多くがもつ性染色体を持って生まれました。 それでも私が自分を女性と紹介したのは、完全型アンドロゲン不応症という身体疾患を持って生まれてきただけの、ただの女性だからです。 02.アンドロゲン不応症   (AIS:Androgen Insensitivi

          what am i ? ①染色体XYでも女性として生まれた私