Cift京都はこんな風になるよ②ソーシャルスペース編
京都下鴨修学館がどんなふうにリノベーションされるか、前回は各居室について紹介した。後半の今回は、共用部、ソーシャルスペースを巡っていく。
今では「拡張家族」という語り口がとくによく知られているけれど、Ciftのはじまりに模索されたのはきっとつながり方の方法論だったろうと想像している。家族はメタファーだ。ではこのメタファーが鏡像として表そうとしている実態は何なのか。前回見たように、コントロールを手放してはいても、空間のアフォーダンスは大きい。「ともに暮らす、ともに働く」の社会