心の呼吸器官としての服
美しい服や装いを見ると
心に立っていた角がすーっと波に攫われ消えていくようだ。
何事もなかったように滑らかに光る波打ち際だけが残る。
外出自粛するようになって気づいたことだが
私は好きな服を見ることで癒され、身に纏うことで自信をつけていたのだと思う。
コーディネートは心の調整であり自分らしさの試練でもある。
「今日の気分は?」と自分の内に耳を傾け、それに合った服をチョイスする。
気分と装いがシンクロすると心と身体が一致したような居心地よさが完成する。
(上手く行かない日は1