恩師にメール

私の学生時代の恩師ふたりに、
人工内耳にしたことをメールした。

まだ一人は返信ないけど、
もう一人の先生からは返信くれた。
ほっとした。
まぁもう一人の先生からは、怒られるんだろうなって思っているけど、
それでもいいかなって思えた。

カミングアウトは、来年って言ったけど、
今週のしいたけ占いに、
「動き出しは、「来年」まで待たなくて大丈夫。思い立ったが吉日みたいな感じで動いていくのがよかったりしますよ」とあり、
もうメールしちゃおっか!っていう気持ちになり、夜にメールしてみた。

なんだか、心のしこりがとれた。
27になってまで、恩師にびびってるのかってなるけど笑

毎晩夜になると涙が出て、
毎日、後悔に苛まれて泣いてるけど、
いつか、泣かない夜がきて、
いつか、何も考えずに眠れる日がきて、
いつか、この選択が少しでもよかったと思える日が来て、
いつか、この経験が活かせる日が来て、
いつか、この経験も心から笑って話せるそんな日がくればいいな。

今は、毎日ふと気づけば涙が溢れて、
泣いてばかりいるけれど。
でも、人工内耳から聞こえる音が、
ちゃんと音になって、補聴器と同じくらいか、
またはそれ以上なのか、わからないけど。
人工内耳から聞こえる世界が
響きから音になったら、なにか変わるかな。
それがいつかわからないけど笑
永遠に来ないかもしれないけど。

今は、
いつかくる、危機に不安になり、
どうにかなってくれたらいいなと願うばかりで。
早く、インプラント取りたいなって思うばかりで、変わらないけど。

26のわたしへ
27のわたしは、まだ受け止められないけど、
いつか、26のわたしを抱きしめに行くから。

27のわたしへ。
いつの日か、もっと歳を取ったら、
わかる日が来ると思うの。
だから、がんばらなくていいの。
大丈夫、いつか笑える日がくるよ。

だって。私の物語だから。