今までやってきたゲームの評価というか感想というか(大学編その1)

Ultimate Marvel vs CAPCOM 3(Vita):6点
 人生で初のPSVitaのゲームでMarvelのキャラクターとCAPCOMのキャラクターが使える格闘ゲーム。ストーリーモードのラスボスはギャラクタス。ゲームシステムとしては個人的には同じCAPCOMのストリートファイターよりもアークシステムワークスのギルティギアやブレイブルーのような空中コンボしたりなどのコンボゲーだと思う。使用キャラはゴーストライダー(多分初代)、タスクマスター、Dr.ドゥーム(名古屋弁は喋らないでよ、けっそ、くるっそ、はぁー!)。MARVELキャラクター。当時の環境ではオンライン対戦出来なかったのでその分のマイナス。

フォトカノKiss(Vita):5点
 アマガミで有名なエンターブレインが出したアマガミに続く恋愛ゲーム。アマガミと違うのはヒロインと会話してテンションを上げることが出来ると撮影(静止画)を撮影することが出来る。そう、主人公は橘さんと違い写真部の類なのだ。攻略したヒロインは間咲ののか、実原氷里の2人。アマガミといい、今作といい、やったことは無いものの実況動画とかで見たことがあるキミキスといい、エンターブレインの恋愛ゲームは私は同い年の活発な方を好む傾向にあるようだ。この点数なのは、アマガミの橘さんに比べて主人公のキャラが薄いところ、キャラクターが写真を撮ることに主軸を置いているからかMMDみたいな3Dモデルなところ。そしてシナリオもキャラの性格もアマガミに比べるとどうしても薄さを感じてしまうところである。写真とるのは良いけどシナリオの面白味が薄れているのは減点というか、アマガミでのシナリオの面白さ、つまり自分たちの強みを潰してしまってるのが本当に残念でならない。このゲームの後にレコラブというフォトではなく動画を撮影する同メーカーの恋愛ゲームが発売されたが、さすがに買わなかった。俺は面白いシナリオを読みたいのだ。女の子を撮影してニヤニヤしたいわけではない。

真ガンダム無双(Vita):6点
 人生で初のガンダムという作品のシナリオを知った作品であり、無双ゲームと言われる陣取りアクションゲームである。よく使っていた機体は飛行型グフ、ジン、ハンブラビ、プロヴィデンスガンダム、デルタプラス、パラスアテネ。使っていたパイロットは東方不敗、ランバ・ラル、ヤザン・ゲーブル、ドズル・ザビ、ラウ・ル・クルーゼ、トロワ・バートン、カミーユ・ビダン。ドモンと御大将辺り、がネタ枠なのかなんなのか結構戦闘を仕掛けに乱入してきた気がするし、シャア、クワトロ、ジョニー・ライデンとかで誰が一番赤にふさわしいかとかでもめてたりと面白い。個人的にゲーム内での好きなセリフはおかしいですよ、カテジナさん!Youtubeで途中までやってたVガンダムも見ていたが主人公のウッソの憧れの女性、なんならヒロインのようにも見えてたカテジナがゴドラタンに乗って暴れまわるのか先の展開が気になった。不満点は武者ガンダムとかが出てくるラストステージが難しすぎるところ、有料のDLCがあるところ。あとは端折ってるからかSEEDDestinyのシンがステラを死なせた、キラに対してあっという間に理解を示してしまう事。

Fate/Extella (Vita):5点
 Fate/GrandOrder始めた影響で買った、人生初のFateシリーズのゲームである。今作品は冬木市では無く月の聖杯戦争?Extra?シリーズとでもいうべきだろうか。その続編である。使っていて楽しいのはカルナとクー・フーリン。続き物ということもあってかExtra,ExtraCCCをやっていないのでストーリーがわかりにくかった。ゲームシステムは真ガンダム無双とほぼ一緒。不満点は主人公が三つ巴の戦を繰り広げる三人のヒロインに体がそれぞれ分裂して契約しているのだが、ヒロイン3人とも特に好きになれなかった。なんならアルテラ以外の2人は嫌いよりかもしれん。そして、実装されているキャラクター全部のストーリーをクリアしないと真Endingが解放されなかったところ。

デジモンワールド-nextOrder-(Vita):6点
 デジモンワールドシリーズのVitaでの作品。これまでの作品と異なるのは同時に2体のデジモンを育成するところと、2体のデジモンが究極体になると条件がそろえばExE、融合してオメガモンや、スサノオモンといった別の上のランクのデジモンになれるところである。寿命や育成の仕方で進化が決まってしまうのはシリーズ通してのルールであり、命を育ててる感じがしていいところではあるんだが、やはり、このシリーズはストーリーが薄い。でも藍井エイルのOPは良かったので加点。

デジモンストーリーサイバースルゥース(Vita):10点
 デジモンストーリーシリーズのVita版。続編のハカメモもそうなのだが7周した。私がこれまでやったゲームの中で1番と言っても過言ではないゲームである。最初に選んだデジモンはハグルモン。キャラデザは私の好きなヤスダスズヒト。これでまず加点。BGMが非常にかっこよくて素晴らしい。これで加点。サントラを買うほどである。ゲームシステムはポケモンに近いのだが、所持枠が11体。前衛の3体が戦ってくれれば、控えにも経験値が入り、ドラクエの様にプラチナヌメモンと呼ばれるはぐれメタル枠もいる。そして進化先が枝分かれしている上に退化して戻すこともできる。そして、何よりも世界設定とシナリオ。本作品はインターネット上で商取引や待ち合わせなどほぼ何でもできると仮想空間、EDENと呼ばれるサマーウォーズのOZみたいなところと現実の東京を舞台にしている。私はのめり込むほど遊んだので聖地巡礼した(ゲームには一切関係ないが私が推しに会いに行ったのはこの時である。)が東京の街並みの再現度がかなり高い。池袋のサンシャイン水族館の通りや中野ブロードウェイなど実際行ったが、本当に中野ブロードウェイって1階と2階ではなく1階と3階が繋がってんだ、とか妙な感動を覚えたものである。シナリオもメインストーリーは王道な展開ではありつつもラスボスの思惑とかはラスボスらしくない感じというか善人だし、終始一切ブレなかった。これがとても良かったし、主人公の周りの人間もそれぞれ精神的に葛藤を抱えつつも成長していく姿も素晴らしい。また、ラスボスとは別に敵のデジモン勢力としてロイヤルナイツが出てくるのだが、これが1枚岩でないところとかもそれぞれのキャラが立ってて非常に良い。そしてメインストーリー面白いと言ってきたが、実はサブストーリーがこの作品、非常に面白い。デジモン、デジタル空間といったサイバーなSFの材料でホラーなどの展開とかを織り交ぜてくる都市伝説っぽいシナリオ。平成らしさというか2000年代、2010年代を感じさせてくれる。ギャグパートももちろんあるのだがそれはそれで面白い。現実世界で話を展開しているという意味ではペルソナとかもそうなのだが、あちらの仲間うぇーいなノリはそこまで無くて、チーム一丸というより、このストーリーでは相棒はこの人みたいな感じでシナリオを展開していくからかよりキャラクターに深く関われている気がする。お気に入りデジモンは究極体だとロードナイトモン、デュナスモン、ハイアンドロモン、メタルシ―ドラモン、ピエモン辺りで完全体だとワイズモン、ナイトモン、アンドロモン、ギガドラモン、ファントモン辺り。NPCはみんな好きなのだが女性だと暮海杏子、神代悠子、伊達真季子。男性だと真田アラタ、末堂アケミ。主人公は男女選べるし、どっちも選んだことがあるがストーリーの途中でアラタ君と殴り合うシーンがあるのでそこが男性だと青春のアツさみたいなのを感じることが出来るし。女性だとシュールなギャグみたいで面白さを感じる。拠点の探偵事務所は中野ブロードウェイの1階。不満点なぞ無い。

デジモンストーリーサイバースルゥースハッカーズメモリー(Vita):10点
 サイスルの後に出された作品で先ほどは続編と書いたが正確にはスピンオフ作品。主人公はサイスルの赤髪と違い三白眼の黒髪。サイスルの世界ではインターネットの仮想空間EDENが頻繁に出るが、それを利用して犯罪を犯したりするハッカーがそこそこの頻度で出てくるがこちらは主人公含めてハッカーに主点を置いて展開されていく物語で、主人公が所属するハッカーチームが他のチームと衝突したり、協力していく。追加された新キャラはアラタの関係者。サイスルで滅茶苦茶楽しんだ私は初回特典で購入した(ヤスダスズヒトのキャラ設定資料?とサントラ、そしてアニメOPを戦闘BGMとして使える機能がついてきた。また、ゲーム中の主人公の服装を変えることが出来た)。こちらはもっとアンダーグラウンドな話で、特に主人公の上司の龍司とその妹でヒロインのエリカを中心に人のしがらみがそれ故の苦悩がしっとりと展開されて行く。シナリオ面では妹がいることもあってか何気にサイスルよりこちらの方が少し好みだったりする。サブイベントはSFなサイバー犯罪を扱った回が多くホラー要素もあって面白い。Endingもサイスルと違ってめでたしめでたし良かったねーとはならずほろ苦くもの悲しさを残して終わる作品となっている。タイラントカブテリモンなどの追加されたデジモンもいてより育成の幅が広がったし、ストーリー進行中にミニゲームとして陣取りゲームが実装された。サイスルもハカメモもどちらも物語の主軸、キーワードは仮想と現実、そして記憶の在処の二つだと個人的には思う。それを味付けするための登場人物の絆だったり、世界観だったりだと思う。もし推しにゲームやってみたいけどおすすめは無いかと訊かれたら真っ先にサイスルとハカメモを時系列順にやっていくことを勧める。多分そんな展開は無いだろうけど。でもゲームやらない人にすら自分が好きだからという理由だけで勧めたくなる。それくらい好きだ。ポケモンも良いけどデジモンもいいぞ、というかこれらの作品がいいぞ。こういう現実世界を舞台にしたゲームまたやりたいよね。やったことない人はぜひ、是非是非やってみて欲しい。あの世界に転生したくなるぞ。マジで。飛ぶぞ。


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