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【令和の方違え@フランス】⑪友人に料理してもらう間にピアノを弾く

「方違え」5日目。
方違え中の人は、「毎日ご飯を食べて寝ている」だけでも、意味のある時間を過ごせるらしい。
なのでこれと言った予定がなくていい。

そのためか友人はわたしの生活すべてに付き合ってくれる。
吉方を取りそこで過ごすことに意味があるのだから、それでいいのだ。

このような友人のあり方が非常にありがたい。

散歩に付き合ってもらっておしゃべりしたり、買い物に付き合ってもらってシラノと待っていてもらったり、料理をしてくれるというので、その間にしばらく弾けていなかったピアノを弾く時間が取れたり、良い事尽くめ。

買い物も散歩もピアノも、友人が見守ってくれているのでわたしは意志力を使う必要がない。
友人に心を支えてもらって、日々の行動に励むことができる。

なんて素晴らしいのだろう。方違え。

ピアノを弾くとき、友人はその間に料理を作ってくれる人であり、聞き手でもある。
ほかのことに気が散らずにピアノに没頭でき、しかも料理も出来上がってしまう。

わたしは今、方違えに夢中だ。

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